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"8050問題"家庭の末路「ふじみ野立てこもり射殺事件」 

2022年02月02日 外部ブログ記事
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 埼玉県のふじみ野と言えば、通勤に使っている東武東上線の通過している駅だ。また映画館があるので、数回観に行ったこともある駅。その聞き覚えのあるふじみ野で立てこもり事件が発生したというのを聞き、驚いた。1月27日の夜にふじみ野市の住宅街で「猟銃を持った住民が医師を人質にとって立てこもっている」というニュースが流れた。翌28日の朝、警察が立てこもり犯の渡辺宏容疑者(66歳)の身柄を拘束したものの医師の鈴木純一さん(44歳)は、心肺停止の状態で発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。2021年12月にも、大阪市の雑居ビルにある心療内科クリニックが患者に放火されて、医師を含む25人が犠牲になった放火殺人事件が発生したが、今回も同様にやり切れない事件となった。なぜ、医師を人質にとったのか。警察によると、調べに対し「母が死んでしまい、この先いいことがないと思った。医師やクリニックの人を殺して自殺しようと思った」と供述している。● 手を差し伸べたのが鈴木さん渡辺宏容疑者の母親を訪問介護していた50代の女性によると、渡辺容疑者は複数の介護事業所で利用料の滞納を繰り返し、態度も高圧的だったため、行き場を失っていた。「トラブルが起きるなら僕が引き取りましょう」。手を差し伸べたのが鈴木さんだった。母親が風邪をひいた際「訪問した医療従事者にうつされた。訴えてやる」と激高する渡辺容疑者をなだめて、母親に点滴を打って治療した。女性は「見捨てないで引き受けてくれたのに。こんなことになるなんて」と悔やんだ。捜査関係者によると事件前日(26日)に母親を亡くした渡邊容疑者は、「線香をあげてほしい」などと言って鈴木医師などを自宅に呼び、母親の遺体が置かれた部屋に招き入れた。そのうえで死後1日以上が経過していた母親に蘇生する措置を行うよう求め、鈴木医師が蘇生できないことを説明すると銃を発砲した。今回、逮捕された渡邊容疑者は無職男性であり、「母親の通院に同伴した診察の待合で『うちの母親を(先に待つ他の患者より)先に診ろ』などと求め、職員が断ると大声で怒鳴り散らす」「『うちの母親に失礼をしたら絶対許さない』とよく言っていた」などのモンスターぶりが報道されている。● 「8050問題」は、そのまま「9060問題」死後、1日以上経過していながら、蘇生組成を求める理不尽な要求の気持ちの背景には、親の年金で生計を維持していた事が疑われる。母親の死により、生活が維持できなくなることへの逆恨みなのではないか。医学博士の筒井 冨美氏は、以下のように指摘する。2010年ごろから社会問題として、「8050問題」を目にするようになった。これは、「80代(高齢)の親が50代(中高年)のひきこもる子供を支えて経済的にも精神的にも行き詰まってしまう状態」を表したもの。そのため、親の年金で生計を維持する「8050問題」は、そのまま「9060問題」となり、老親の死亡によって経済的に詰んでしまうので「親の死体遺棄」「親の年金・生活保護費の不正受給」などの事件は後を絶たないという。亡くなった医師の鈴木純一さんは40代の働き盛りであり、医師会関係者の談話では在宅医療に真摯(しんし)に取り組んでいた。「夜間に自宅療養中のコロナ患者を往診」「パラリンピックの聖火リレーランナーを伴走」など、ボランティア精神にあふれる献身的な医師だったことがしのばれるエピソードが次々と報道されている。参照:「寝たきりの親にパラサイト」訪問診療医射殺事件にちらつく"8050問題"家庭の末路 

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