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PC環境トラブル’22年1月(2/2) 

2022年01月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

故障したドライブ装置は、IOデータ社製でHDC2-U1.0で、購入時の搭載HDは500GBだった。その後、中身のHDを1TBに換え、更に2TBとしていた。このドライブ装置は2010年11月で生産を終了していた。そこで、RAID機能搭載ドライブケースをAmazonで調べ、最も安価だった玄人志向ブランドのGW3.5AX2-SU3を注文し、翌日届いた。
前のドライブ装置はUSB2.0/1.1対応だったが、今度はUSB3.0対応でより高速な読み書きも可能になる。早速、HDを換装し接続すると正常にアクセスできた。途中までのデータ転送で止まってしまっていた復元作業は、最初からでなく続きから実行でき、復元は完了したと思えた。ところが、まだ問題があった。「ディスクの管理」を見ると、2TBのアドレスが重複していてアクセスできないドライブがあったのだ。これはRAID1が適用されてしないことを示していた。ドライブ装置の動作モードは4モードあり、゛(1)2台のHDを別ドライブとして認識、(2)RAID0(ストライピング:PCには2個のHDを1個のドライブとして認識させ、交互アクセスにより高速動作を行わせるモード)、(3)RAID1:これを使っていた。PCには1個のHDとして認識させ、2個のHDに同じデータを書き込むモード、(4)スパンニング:PCには1個のHDとして認識させ、2個のHDを連続して使えるモード”だった。「ディスクの管理」でアドレス重複という表示は、PCが別ドライブとして認識したことになる。モードの切替えスイッチは装置の基版上のDIPスイッチの設定だった。HDを取り付けた際にモードを変えた筈と、ケースのネジを外して、基盤をみるとDIPスイッチ設定自体は正しかった。装置に添付されていたマニュアルは英文のみだった。図をみて変えていた。インターネット情報を調べると、通電状態でRESETボタンを押す必要があるらしい事が分かった。それをしたつもりだったが、変化がない。でも化粧箱には日本語の説明があった。RESETボタン通電状態で電源ランプの点滅状態を見ながら5秒近く押す必要があるということだった。
結果、RAID1設定はできた様子だった。だが、またしてもエクスプローラーから、HDの中身が見えなくなってしまった。折角回復できた重要データだったのだが、モード変更の前に、もう1度内臓HDに転送して置くべきだったのだ。救いは、内臓HDは、外部ドライブへの転送のため、データ切り取りはやっていたが、新しいデータの書き込みをしていないことだった。それなら、データ復元ソフトで再回復できるはずだった。
「FINALDATA 特別復元版」の「FINALDATA ウィザード」 でできるはずだったが、時間が掛かるので、Apower Soft社のRecoverをインストールして実行すると、直ぐに消えたディレクトリが表示された。これを復元し、再度外付けドライブに転送した。1時間あまり掛かったが、ようやく元の環境を復活させることに成功した。今から思うと、新しいドライブ装置に中断したデータの続きを書き込んだとき、HD1のアクセスランプだけが点滅し、HD2のランプは連続点灯したままだった。RAD1モードに切り替わった後の転送ではHD1とHD2のランプが交互点滅していた。

ともかく「復活できたので良し」ではあるが、折々の判断では間違いだらけ、冷や汗ものだった。玄人志向ブランドのドライブ装置は、「当然日本語のマニュアルが添付されている」という思い込みもあった。同じようなトラブルは、ドライブ装置の寿命より自身の余命の方がきっと短いから起こらないに違いない。



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