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天と地と 

2021年12月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『天と地と』。
BS日テレで2021年12月16日(木) 19:00〜放送。

謙信VS信玄。
宿命のライバルが川中島で激突!
日本映画史に残る合戦シーン!。

原作は海音寺潮五郎の歴史小説。

舞台はは戦国下剋上、天文十七年(1548年)。
後に「上杉謙信」として名を馳せることになる
越後国の若き武将・長尾景虎(榎本孝明)は、
政務をおざなりにした兄の晴景に対して反乱を起こす。

反乱は景虎の勝利に終わり、
晴景は家督を景虎に譲って引退。
景虎は19歳の若さで守護代に就任する。

後に軍師となる宇佐美定行(渡瀬恒彦)の
娘の乃美(浅野温子)と出会い惹かれる。

その後、景虎は乃美と10年ぶりに再会するが、
乃美は景虎に「龍」の字の入った陣羽織を
贈った後に別の人物の元に嫁いでいく。

景虎は生涯女性と交わらない「生涯不犯」を誓い、
益々「毘沙門天」への信仰を深める。

一方、甲斐国では、後に「武田信玄」となる
武田晴信(津川雅彦)が勢力を広げていた。

晴信は嫡男の太郎義信(野村宏伸)、
側室で女騎馬隊を率いる八重(財前直見)、
軍師・山本勘助(夏八木勲)などの人材に恵まれ、
次は奥信濃と、着々と狙いを定めていた…。

監督があの角川映画の角川春樹だけに、日本情緒を
前面に押し出しての豪華な映画になっています。

上杉軍を黒一色、武田軍を赤一色に統一して、
謙信と信玄が大部隊を率いて戦う場面では、
画面いっぱいに鮮やかな紅葉が映し出され、
華麗に着飾った騎馬武者が、紅葉を背景に、
敵陣に向かって突き進んでいく。

キャッチフレーズにある、“黒と赤のエクスタシー”の
通り、眼を見張るような美しい戦闘シーンです。

画面の美しさに気を取られて、
肝心のストーリーがぼやけたのは残念?でした。

監督は上杉謙信役には当初、渡辺謙を抜擢して撮影。
しかし、彼が1989年のカナダのカルガリー・ロケ中に
急性骨髄性白血病に倒れ降板したのはご存知でしょう。

監督が代役にと望んだ松田優作もスケジュールの都合で
理由に起用できなかったとか。
彼等がもし、上杉謙信を演じたら、
どんな、上杉謙信になっていたでしょうかね。

公開は 1990年(平成2年)。



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