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問題だらけの制作スタッフとボールドウィン誤射事故 

2021年10月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 俳優・アレック・ボールドウィン(68)が撮影現場で撮影用の銃を発射し2人が死傷した。事故当時はリハーサル中でカメラは回っていなかったというが、肩を撃たれて負傷したジョエル・ソウザ監督によると教会のシーンで椅子に座ったボールドウィンが銃を素早く抜く練習中に暴発したと述べており、同監督は亡くなった撮影監督の肩越しにその様子を見ていたという。サンタフェ警察のフェイスブックページでライブ配信された内容によると、まだ捜査の最中だということが強調されている。刑事事件として起訴される可能性は「すべての関係者に残されている」と、捜査の結果次第ではボールドウィンも例外でないことが示唆されている。アレック・ボールドウィンといえば、ぼくも何度も映画で観ている俳優で特に映画「恋するベーカリー」(2009年)という恋愛コメディに出ていた彼が好きなので驚いた。なぜ誤射事故が起きてしまったのかというところに、疑問が残る事件で、今後の事故を防ぐ意味でも詳細を確認する必要がある。それにしても彼のショックは大きいだろう。● 毎日12時間にもおよぶ長時間の撮影10月21日、アメリカ西部ニューメキシコ州サンタフェで撮影されていた、西部劇の新作映画『Rust』のセットで助監督から渡された小道具の銃が暴発し、撮影監督が死亡し監督が負傷した。主演俳優でプロデューサーを務めるのアレック・ボールドウィンが、リハーサル中に小道具の銃を誤射したとみられている。現地メディアによると、16日にも弾薬が入っていないと言われた小道具の銃から弾が、2発発射される事故が起きていた。また、21日の事故の6時間前には、一部のカメラクルーが労働環境への不満を訴え、撮影現場から退去するトラブルも起きていたという。映画の撮影環境そのものが、事故を起こす要因を抱えていたように思えてくる。映画スタッフはもともと、撮影現場からほど近いサンタフェの宿泊施設を約束されていたにもかかわらず、いざ撮影がはじまると現場から80kmも離れたアルバカーキの施設に移らなければならなかった。毎日12時間にもおよぶ長時間の撮影をこなし、宿泊施設まで1時間ほど運転して行き来するのは、安全上の理由から不安の声があがっていた。被害者となった撮影監督のハリナ・ハッチンズも、そうした面での改善を訴えていた1人だ。しかし製作側は費用を抑えるためか、映画産業を裏方として支える人々の労働組合IATSE(国際舞台演劇・映画従事者同盟)に所属するクルーの半数を解雇し、非組合員を雇った。解雇されたクルーが現場を去った6時間後に、悲劇は起こったのだ。● 鼓膜が裂けたぞ!銃を準備した女性の新人・武器係の不注意が指摘されている。この女性は今年の春に大学を卒業したばかりで、映画に関わるのは今回が2回目だった。「この仕事の楽しさは、銃を怖がる人に銃のすばらしさを知ってもらえるところにある。銃は安全で、間違った人の手にわたらないかぎり、問題はないのよ」。「Rust」の現場で武器の担当をしていた元モデルの24歳の女性ハンナ・リードは、事件が起こる前、そう語っていた。「Rust」の直前に武器担当を務めたニコラス・ケイジ主演の映画「The Old Way」の現場でも、武器がセットに到着した際に全員にその旨を知らせるなどの基本的な安全ルールを怠り、スタッフやケイジから度々苦言を呈されていたという。現場で働いていたスタッフによると、銃を準備したハンナ・リードは3日間の間に2度スタッフや出演者の近距離で、周囲への警告なしに銃を撃ち、主演俳優のニコラス・ケイジが「ちゃんと警告しろ!鼓膜が裂けたぞ!」と激怒したため、撮影が一時中断したという。ハンナ・リードの父親はハリウッドでは有名なベテラン武器担当者で、過去には俳優ブラッド・ピットを始めそうそうたるスターたちとも仕事をしていることで知られるが、リード自身は新人で2カ月前に撮影した「The Old Way」が武器責任者としての初めての仕事だったという。24歳という若さの新人女性が武器の責任者を務めることは通常では考えられないことで、低予算のためにベテランの武器担当を雇えなかった可能性もある。現場経験の乏しいリードは、事故が起きた「Rust」を含め現場での仕事ぶりに対する評価は著しく悪く、銃の安全管理を怠るなど武器担当としての資質を疑う声が多く出ていた。職場を離れたところでも、リードはトラブルを起こしている。「TMZ」によると、昨年8月、リードの男友達がバイクの事故で亡くなり、リードの保険会社から遺族に5万ドルが支払われているとの事。事故が起きた夜、リードと彼女のボーイフレンドは、亡くなったこの男性と一緒に飲んでいた。その帰り道、この男性とリードのボーイフレンドはそれぞれのバイクに乗っていて、男性が壁に衝突。ボーイフレンドが乗っていたのは、リードが所有するバイクだ。ボーイフレンドは過去にも飲酒運転で逮捕されており、ブレサライザー(アルコール度測定器)が装置されたものにしか乗ってはいけないのだが、それを知っていながらリードは彼にその装置がない自分のバイクを貸したのである。● 安全に対して緩いことで有名捜査当局は現場から3丁の銃を押収している。うち2丁は小道具の機能しない銃だったが、1丁は本物だったと発表。ボールドウィンが撃ったのはこの本物の実弾入りの銃だったことも明かした。本来は実弾が撮影現場に持ち込まれることはないが、一部報道では事故の数時間前に撮影スタッフが小道具の銃と実弾を使って缶を狙って射撃練習に講じていたと報じていた。警察の取り調べに対し、銃をボールドウィンに手渡した助監督・デイブ・ホールズはカートの上に置かれた3丁の銃の中から1丁を手渡す際に銃が弾薬の入っていない「コールド・ガン」かどうか確認はしていなかったと供述している。助監督・ホールズに関しては、2019年、撮影現場の安全管理に不注意すぎることを理由に、インディーズ映画「Freedom’s Path」をクビになっていたことがわかった。この現場でも、小道具の銃をめぐるアクシデントがあったとのこと。同じ年、ホールズは、別のインディーズ映画「The Pale Door」でも仕事をした。彼に回ってきたのは、安全管理がいい加減な現場の状況にしびれを切らした助監督が辞めたからだ。この助監督は、「デイヴは安全に対して緩いことで有名。助監督が辞めたらこの人に頼めばいいということで知られているのでしょう」と語っている。● 彼女はインスピレーションの塊でした本作『Rust』に出演予定だったジェンセン・アクレスは10月24日、自身のInstagramにハッチンスの写真とともに哀悼の意を表するコメントを投稿した。彼は「どこからはじめたらいいのか。これは僕たちがまだ対応しきれていない大きな悲劇です」としている。そして「先週はじめ、どうしても伝えたくなってハリナに彼女は最高だと話しました。彼女のカメラワークがどんなに素晴らしいか、そして彼女と撮影チームが働くのを見るのがどんなにわくわくするか伝えたのです。彼女は笑いながらありがとうと言い、ハグしてくれました。僕はあの瞬間があったことを永遠に感謝するでしょう」と思い出を共有している。また「彼女は勇気と情熱にあふれ、クルー全員に影響を与えていました。彼女はインスピレーションの塊でした」とその仕事ぶりを称賛した。この事故後、ついにボールドウィンが公式ツイッターにて声明を発表した。ボールドウィンは「一人の妻であり、母親であり、私たちの同僚であるハリナ・ハッチンスの命を奪った悲劇的な事故に、私はショックと悲しみのあまり伝える言葉がありません」と亡くなったハッチンスへの悲しみをつづった。さらに「私はこの悲劇がどのように起こったか対処するため、警察の調査に全面的に協力しており、また彼女の夫と連絡を取り、彼と彼の家族をサポートさせていただいています」と、現在自身にできることを精一杯おこなっていることを明かした。そして「彼女の夫、二人の息子、そしてハリナの知人で、彼女を愛していたすべての人のことを思うと心が張り裂けそうです」と、悲しみをつづった。参照:映画撮影現場での銃誤射事故、ついにアレック・ボールドウィン本人が声明を発表    誤射事件映画関係者のヤバい過去:24歳の武器担当者はニコラス・ケイジも怒らせていた 

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