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ニャンコ座リポート
雑草と言う名の偉大な草たち (9/13)
2021年09月13日
テーマ:テーマ無し
昨日私は、1番天気の良い所にいたような気がします。遠雷は聞こえていましたが、晴れ過ぎずちょっと暑い、そんな空の下、心と頭の情報処理能力が追い付かなくてブログがなかなか書けないほどの宝物を持って帰る事ができました。
牧野さんとの出会いは、農民管弦楽団が5年に1回の合唱団と共演で、2009年に「土の歌」を歌わせてもらったのがきっかけです・・・たぶん。その後のファーチレのコンサートでもほとんどご一緒させてもらい、この人とは音楽のみの付き合いにしておこうと思っていたのに、いつの間にか、どっぷりと余市農芸学舎の泥沼に脚をとられていたのでした。
午前中が芋ほりととうきびの収穫。芋堀はニャンコ座でやったんで(本当は私は燻製にかまけてやってない)今さらしなくて良いやと、せっかく遅刻して行ったのに、まだまだ絶賛奮闘中でした。ジャガイモの不作の便りは、本当でした。ちっちゃい。ニャンコ座は例年に無い大豊作だったのに。トウキビは、自分で育てたことが無いので、とり時などを聞いて、ありがたくもがせていただきました。
ぶどうの下で、火を起こして調理、芋は洗って皮付きのまま茹でる。トウキビは最後の皮1枚を残して茹でる。差し入れのラム肉・玉ねぎ・もやしを鉄板で焼く(つまりジンギスカンね)。ジャガイモには。バターとハーブ塩が用意されていて、頭の上には食べて良いぶどう、何とまぁ、言葉にできない・・・う〜ん、できない。
午後は、ハーブ講座から始まりました。去年の一参加者が講師です。ハーブへの想いの熱さが伝わってきました。ハーブ=香草だと思っていたのですが、ハーブの意味は野草、言うなら雑草なんですね。(注;雑草・野草はweedやWild grassを使うことが多いのかもしれません)雑草に悩まされながら、いやいや、これらを雑草というくくりで邪魔ものにするのは、人間のご都合、おごりではないのかと、時々思っていた私。この世に、役に立たない邪魔な草などあるはずがない、草は地表に生えて、地中を守っているという講師の言葉に、思いがこみ上げました。きっとそうだ。
その流れで、セイタカアワダチソウの話が出ました。あまりに強いので、この春、むきになって抜きまくったのでずい分少ないのですが、花がアトピーに効くそうです。排気ガスなどにさらされていない花を、乾燥させたのが欲しいそうです。お風呂に入れると泡立つので、泡立ち草なんだそうです。ターシャはキリンソウと呼んで、大好きと書いてあります。 若い頃に、十朱幸代が歌っていた「セイタカアワダチソウ」の、やさぐれ感みたいなものが、結構気に入っていました。
いっぱいになってしまったので、明日に続きます。
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