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高輪築堤を見た菅総理は「感動した!」 JR東日本深澤社長との猿芝居だった 

2021年06月26日 外部ブログ記事
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5月29日に高輪築堤を現場視察した菅義偉総理大臣は(本日の視察で心に残ったことについて)「明治日本の近代化、正に発祥であります、ちょうどこの鉄道が、横浜の桜木町まで延びていた。当時2年ちょっとでこうしたものを建設できるというのは本当に素晴らしいなと、正直言って感動しました。こうしたことをしっかり、私どもも次の世代、世界に向けて、日本のそうした力というものを世界に進めて、社会のためにも尽くしていく、こうしたことも大事だと思っています。」「官邸ホームページ」
JR東日本は4月21日、高輪ゲートウェイ駅西側の再開発で出土した国内初の鉄道の遺跡「高輪築堤」について、計画中のビル4棟のうち1棟の位置をずらし、線路をくぐる水路にかけた「第7橋梁」を含む現地保存は計120メートルの一部にとどまります。国内で最古の鉄道信号機の土台跡は国道15号沿いに設ける広場に移し、明治期の腕木式信号機を復原します。これらを除く約700メートルは、調査後に解体される「記録保存」となります。計画見直しや保存公開に必要な追加費用は300億〜400億円と試算。今後、国などに財政支援を求めます。調査のために着工を延期していますが、再開発後の街開きは2024年度の目標は維持。JR東日本は「ビルの入居希望があり、時期を延ばせない。調査は半年程度終えたい」としていると、「4月22日付東京新聞」が報じていますが、実際は内閣府の「特区」による「品川駅・田町駅周辺地域の再開発」なので、内閣府が「半年で調査を終えろ」と、JR東日本にプレッシャーをかけていると睨んでいます。
菅総理の現場視察には、JR東日本の代表取締役深澤祐二社長が直々に説明していることに対して『「説明を受けました、それでは4街区は仕方が無いですね」と、菅総理のことですから政治決着しそうです。何故ならばJR東日本と実弟との深い関係があり、恩義があります。また菅の地元である京急グループは、高輪地区開発の主力企業です。穿った見方をすれば、JR東日本が視察を仕掛け、3街区保存と4街区解体のお墨付きを総理から貰う魂胆があったかも・・。』と、6月1日のBlog記事に書きましたが、菅と深澤の「猿芝居」であったと思っています。 
JR東日本の「品川駅北周辺地区1街区、2街区、3街区、4街区開発事業」は、第1期なので、第2期工事予定の「5街区、6街区」(品川駅よりの南側)の本格的な埋蔵文化財調査はこれからです。品川区立品川歴史館が平成24年(2012年)に刊行した「品川鉄道事始」によると、新たに「橋梁部」が出土する可能性がありそうですので大いに期待しています。

日本考古学協会広報委員会の早稲田大学谷川章雄教授の講義の動画を「資料集」に追加しましたで、是非ご訪問ください。
(了)
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