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萬年山少林寺の怪物 

2021年05月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

寄居町末野にある萬年山少林寺は、創建が永正8年(1511年)の曹洞宗の古刹で、本尊は釈迦牟尼仏である。
五百羅漢石像と千体荒神碑が、文化財になっている。
行くのには、関越道花園IC(車で15分)か、秩父鉄道波久礼駅(徒歩22分)が便利だ。
狭いが駐車場はあるので、寺まで車で行くことにした。

本堂の左側にある山道を登り始めて程なく道標があり、千体荒神碑(現存960余)ルートと、五百羅漢石像(同510余体)ルートがある。
前回と同様に後者を選び、つづら折りの山道に沿って並ぶ、羅漢像を見ながら山頂を目指した。
山頂に立つと寄居市街地が一望でき、向きを変えれば秩父連峰が目前に迫り、眼下には円良田湖が望めるという。
実際は、山頂は木に覆われていて、毎回ながら見えなかった。

頂上には、中央に釈迦如来、左右に脇侍(きょうじ)を配した、釈迦三尊の石像が祭ってある。
向かって右(左脇侍)は文殊菩薩、向かって左(右脇侍)が普賢菩薩だ。
釈迦如来と普賢菩薩の間に立って、セルフタイマーで写真を撮らせて頂いた。
登り始めて30分ほど経ったので、千体荒神ルートで下りることにした。

寺の後方が山になっていて、寺に向かって左側に五百羅漢石像ルート、右側が千体荒神碑ルートになっている。
五百羅漢石像ルートに合流する手前まで下りると、山道の中央に何かが動いているのが見えた。
太いヘビのよう胴体だが、頭が異様に大きい怪物である。
怖いながらも正体を知りたくて、遠くからズームの倍率を上げて写真を撮った。

撮った写真を、モニターの倍率を上げて、確認して驚いた。
胴体はヘビのようだが、カエルのような顔をしていたのだ。
その上、足があるのだから、ヘビではないと思った。
それが、ヒキガエルを途中まで飲み込んだ、ヤマカガシだと分かるのに少し時間を要した。

私は、爬虫類や両生類が苦手で、身近な物ではヘビとヒキガエルが大嫌いだ。
嫌いな二つが、合体しているのだか、怖いとしか言いようがない。
とはいえ、怖い思いをしたが、5〜6回目になる少林寺の裏山登りは、大いに楽しめた。
ヤマカガシの写真は、グロテスクだし、ピントも多少甘いので、アップは控えることにした。

   *****

写真
2021年5月6日(木)撮影:山頂の釈迦三尊・山道(左側に羅漢石像が小さく見える)

御礼
「国立演芸場のコロナ対応」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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