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女王蜂 

2021年04月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

政府は東京電力福島第1原発で増え続ける処理水を
海洋放出の方針を正式決定のニュース。

残留放射性物質トリチウムの濃度を
国の基準の40分の1未満になるよう薄めるようだが、
漁業関係の風評被害など、課題は多いですね。。

トリチウムは、半減期が放射性元素の中でも
約12年と短く、もっとも毒性の弱い放射性物質で、
人体や環境への影響も少ないとみなされているから
海洋放出の決定が出されたのでしょう。

しかし、、放射性物質は物質だから、
いくら弱いとはいえ大量に放出されたら、
結果はどうなるか判らないでしょう。

今日の映画紹介は『女王蜂』。
BSプレミアムで2021年4月13日(火)13:00〜放送。

横溝正史原作×市川崑監督×石坂浩二主演による
金田一耕助シリーズ第4作目。

キャッチフレーズは、
”京都から天城・月琴の里へ、
燃える紅葉の下で、はらはらと命が散ってゆく、
華麗な大道寺家の血に、恐怖の秘密が生きていた!”。

舞台は昭和27年、伊豆天城の月琴の里。
金田一(石坂浩二)はここで、19年前に起きた事件を
再調査してくれという依頼を、
東小路隆子(高峰三枝子)から受ける。

19年前の事件とは、子爵・東小路家の次男の仁志が
親友・銀造と旅行中に崖から転落死した事件。

金田一の到着を待っていたかのように、
月琴の里で連続殺人事件が起こる。

まず里の由緒ある一族である大道寺智子(中井貴恵)の
求婚者の一人だった、遊佐三郎(石田信之)が
大時計の歯車で体を引き裂かれた死んでいるのが発見される。

続いてお茶会の席で、赤根崎嘉文(中島久之)が
青酸カリが入ったお茶を飲んで死ぬ。

さらに九十九龍馬(神山繁)が何者かに太刀で刺殺される。

殺された3人の男はいずれも大道寺家の娘・智子の
結婚相手候補だった。

1978年(昭和53年)の古い映画ですが、
市川崑監督が得意とする美しい画面と美人俳優に
おどろおどろしい殺人現場のアンバランスな映像は
怖いストーリーと相まって、何度、観ても新鮮です。

それに出演している俳優が豪華ですね。
「犬神家の一族」(1976)の高峰三枝子さん、
「悪魔の手毬唄てまりうた」(1977)の岸 惠子さん、
「獄門島」(1977)の司 葉子さんと、
前3作で重要な人物を演じた女優が共に出演。

それに加えて本作のヒロインには、
あの有名な佐田啓二さんの娘、中井貴惠さんを抜擢。
彼女は撮影当時、まだ早稲田大学文学部に通う大学2年生。

男優陣にはレギュラー出演者に、初登場の仲代達矢さんが、
本作のキーマンとしての大道寺銀造役で出演。

139分と長い映画ですが、スリラーサスペンス映画として
洋画にはない邦画の良さを味わえます。

製作年は1978年(昭和53年)。



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