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哀愁 

2021年02月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『哀愁/Waterloo Bridge』。
BSプレミアムで2021年2月18日(木)13:00〜放送。
愛し合いながらも戦争によって引き裂かれてしまう悲恋を
描くメロドラマの古典的名作。

キャッチフレーズは、
”この橋に誓った愛は…この橋で燃えたいのちは…
霧けぶる別離の川に心をぬらしけえらぬ想い出に
身を灼きつくす…”

舞台は、第一次世界大戦中のロンドン。
市内には空襲警報が鳴り響いていた。

イギリス軍将校の
ロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)と
バレエの踊り子の
マイラ・レスター(ヴィヴィアン・リー)は
空襲のさなか、ウォータールー橋で出会う。

空襲警報で逃げ遅れたマイラとともに、
2人は地下鉄の駅へ逃げ込み体を寄せ合うのだった。

明日戦地へ向かうというロイに、その夜劇場での
公演があるマイラは彼にビリケン人形を渡す。

ロイは大佐との食事をキャンセルして、
マイラが出演するオリンピック劇場へと出向く。

公演が終わった後、レストランの
「キャンドルライト・クラブ」で待ち合わせたロイとマイラ。

楽しいひと時を過ごし、閉店前の最後の曲は
『別れのワルツ』(オールド・ラング・サイン/「蛍の光」)。
演奏の終わりに近づくにつれ、
楽団は少しずつキャンドルを消していく。
https://youtu.be/Acg0o0dNywU

2人はダンスをしながら、ついに口づけを交わす。
その帰り道で2人はもう会えないだろうと話す。

その際にロイはマイラに
”人生に何も期待していないのではないか”と問う。
マイラはその理由が
”たとえ誰かを好きになったとしても、
結局は戦争によって離れ離れになってしまうから”と。

この言葉のように、結局、戦争によって二人は離ればなれに。
さて、二人は結ばれるのでしょうか?

ヴィヴィアン・リーの儚い美しさがいいですね。
前年製作の「風と共に去りぬ」では強い女を、
本作では踊り子と、弱い女を演じています。
白黒の彼女の悲恋映画もいいものです。

本作を観て、思い浮かべるのは「君の名」。
このドラマも本作にインスパイアされた作品なのでしょう。

しかし、邦題の「哀愁」は素晴らしいネーミングです。
辞書を見ると、「悲しく物悲しい気持ち」とあります。
作品の内容にピッタリのタイトルです。

製作年は1940年(昭和15年)。



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