Polyglotに憧れて

ディクテーションの勧め 

2021年02月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 長い間英語を学習してきましたが、リスニングについては苦手意識が拭えませんでした。何を言っているのかわからない、聞き取れないという状況がずっと続いていました。それが、最近になって、かなり聞き取れるようになったと感じています。リスニングが上達したのはディクテーションを行なったからではないか、と考えています。 リスニングの練習、勉強法としてディクテーションなるものがあることを以前から知っていましたが、最近まで試したことはありませんでした。何故ならば、面倒だからです。英文を書くという行為がとても面倒なことに思えて、これまで避けてきました。音読とかシャドーイングはやってきたのですが、ディクテーションはやったことがありません。 そこで一念発起し、ディクテーションをやってみることにしました。英語だけでなく、スペイン語についてもディクテーションを取り入れました。やってみると、非常に勉強になりました。書いてみると、自分のリスニング力の不十分さだけでなく、スペルが正確に書けない、とか、冠詞及び名詞の理解が不足していることだとか、いろんな気づきがありました。音読やシャドーイングだけでは見落としていた多くの細かい点に目がいくようになりました。 同じ文章を繰り返しディクテーションすることで、音声のわずかな相違点などに注意するようになり、その結果、音の違いに敏感になったように思います。また、聞いた音声を一時的に記憶する能力も少し上がったように感じます。 言葉というのは、最初に音ありきだと思います。人が話す音声を記憶して、その場の状況(相手の顔の表情や声のトーン、その時の話題など)と照らし合わせて相手の言いたいことを判断する、そのプロセスで言葉を覚えていくものだと思います。音声が耳に残らないと単語の意味もなかなか頭に入らないし、その単語をどういった状況で使うことが適切なのか、といったことも覚えられない。いくらリスニングの学習に時間をかけても効果が得られない、ということになり得ます。 英語の音声は日本語とは全く異なるので、日本人にとって英語の音声は耳に残りにくいと思います。だからリスニングが上達しないし、音声が記憶に残らないと文章も覚えることができず、その結果スピーキングもできない、日本人は英語が苦手。となってしまうのではないでしょうか。 英語の音声と日本語の音声の違いはどうしようもないので、何とかこれを克服する必要があります。その方法は色々あるかと思いますが、ディクテーションという方法は私にとって非常に効果的でした。書くことはとても面倒だし、時間がかかります。机に向かう必要があります。通勤時間を利用して、などと言ったことはできません。また、書いてみると自分の欠点が曝け出される感じがします。欠点や理解不足をごまかせないのです。しかし、それ故に効果があるように思います。ディクテーションを試したことのない方は、一度試してみることをお勧めします。 

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