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昼下がりの情事 

2020年11月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!
新型コロナウイルスの感染が都市部で拡大しています。
コロナウイルスの第三波の攻撃が始まりました。

この時期の冷え込みに乗じて、人間の防御が甘くなったと
コロナウイルスは思ったかどうか知らないが、
襲撃のチャンスとばかり、音も無く忍び寄って来ました。
”おのおの方 ご油断めさるな!”。

今日の映画紹介は「昼下がりの情事/Love in the Afternoon」。
BSプレミアムで2020年11月11日(水)13:00〜放送。

タイトルを見ると、イメージが膨らみますね。
原題が「Love in the afternoon」と味も素っ気もないのに
”情事”なんて、なんと日本語の表現の豊かなこと。
これで、題名を見ただけに見たくなりますね。

内容はパリを舞台に、恋の駆け引きを軽妙に演じる、
ヘップバーンとクーパーのラブ・コメディ。

当時55歳のクーパーと27歳のヘップバーンの組み合わせは
面白いと言うよりミスマッチと思えるが、
ビリー・ワイルダー監督の手腕で
美しいラブ・ロマンスの映画になっています。

私立探偵・クロード(モーリス・シュヴァリエ)を父に
持つ娘・アリアーヌ(オードリー・ヘップバーン)は
彼女は父の扱う事件記録を読むのを楽しみにしていた。

チェロの勉強出かけたものの、父親の調査書類に出てくる
アメリカの大富豪フラナガン(ゲイリー・クーパー)が
気になって仕方ないアリアンヌは、彼が人妻と泊まっている
ホテルに忍び込み、偶然彼の危機を救って知り合いになる。

彼の気をひきたいアリアンヌの策は見事成功する。
”君はなんだ?なんていう名だ?”
”ご存知のはずよ。私は昼下がりの女、
いわゆるアベリテイフ(食前酒)よ”

フラナガンも彼女に夢中になるが・・・。

クーパーと言えば私はすぐに「真昼の決闘」を思い浮かべます。
彼がこの歳でロマンス映画とは…。

監督もそう思ったのかどうかは知らないが、
この映画でも実年齢より老けて見えるので
二人のデートのたびにジプシー・バンドを登場させ
ロマンティック・ムードを作り出し、
クーパーのイメージを変える演出をしたそうです。

バンドと言えば、この映画のテーマ曲は
♪♪魅惑のワルツ♪♪甘いメロディは耳に心地よいデスね。
https://youtu.be/Cp_DTo5xlTM
ちなみに私はナット・キング・コールが歌う
バラード風が好きです。
https://youtu.be/fK1HiK_Btbo

ついでに歌詞のさわりを、
”It was fascination I know”
(今思えば それは魅惑のひと時だった。)

”Seeing you alone with the moonlight above”
(月明かりを浴びてひとりたたずむあなたを見て)
”Then I touched your hand”
(そっとその手に触れた)
”And next moment I kissed you”
(次の瞬間 あなたにキスして)
”Fascination turned to love”
(魅惑は恋に変わったの)

そうです、この甘い瞬間は今は遠い昔の想い出。
せめて、メロディーのままにあの時にタイムスリップして下さい。

そう言えば、美空ひばりの歌も印象に残っています。
https://youtu.be/i89o20PIbXk

純情で可憐な娘の恋物語。
「魅惑のワルツ」の調べに乗って
一時の夢の世界をお楽しみ下さい。



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