メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

自殺者急増 

2020年10月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し















8月の自殺者数が1849人。コロナの死者数をはるかに上回る。
前年同月と比較して240人増。男性は60人増えて1199人、女性は186人増えて650人。
これほど自殺者が増えたのは、コロナ不況の影響か。
今年の7月の調査で、非正規雇用者は前年同月と比較して131万人減少。男性が50万人、女性は81万人。それだけの人が職を失ったのだ。


ちなみに貯蓄ゼロ世帯は、2017年の調査で、単身世帯では46.4%。非正規の平均年収が179万円、女性に限ると154万円であることから、職を失った多くの人が貯金ゼロ円だった可能性は否めない。

?
女性のホームレス化
これが、12年前のリーマンショックとの大きな違いだ。
08年、リーマンショックによる派遣切りの嵐が吹き荒れた際、職を失った多くが製造業派遣で働く男性だった。寮住まいの人が多く、住む場所と仕事を同時に失った人のために「年越し派遣村」が開催されたわけだが、そこを訪れた99%が男性だった。
それが今、「生活に困った」「住む場所を失うかも」と相談してくる女性たちは、「失業」によって即、困窮に晒されている。
12年前と違ったのは、助けてくれる家族の崩壊。
親も貧困、親と不仲、親が病気、すでに親は亡く実家はない、親は死んで実家には兄弟がいるものの、すでに家庭を持っており帰れない等々。
08年には、「4人に1人」だった「家族というセーフティネットに頼れない人」は、今や「3人に1人」「2人に1人」くらいに増えている気がする。
親が亡くなったことや親が施設に入ったことがきっかけで徐々に困窮し、最後の一撃がコロナでの収入減というケースは多いようだ。親の年金が、いかに一部現役世代にとっての命綱となっているかがよくわかる話である。
私もそうだ。12年前はまだ母親も健在で、母の年金からいくらか仕送りしてもらっていた。しかし、今は母も亡くなり、実家は妹夫婦が住んでいて、帰れない。
貧困のかなりの割合を占めるのが若い世代だ。親も貧困で頼れないというケースもあれば、シングルマザー家庭も少なくない。こうした事実を見ても、やはり「家族」は急速に、セーフティネットとしての機能を失っている。
そして今の日本は、残念ながら「困っている人がいたら誰かが手を差し伸べてくれる社会」ではなくなってきた。誰も助けてくれないどころか、そこにつけいる貧困ビジネスのカモにされかねない状況だ。
?
?
?

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ