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ごんぎつねの里 

2020年09月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:カメラ散策

半田市は知多半島の町である。
ここは童話作家新見南吉の故郷である。

彼の代表作にちなんで
「南吉の里」とか「ごんぎつねの里」と呼ばれる地に行ってきた。
彼の作品にちなんで矢勝川沿い2kmの堤防にはおよそ300万本のヒガンバナが植えられているのでこの時期真っ赤な絨毯が登場する。
ぼくはかねてから一度見てみたいものだと思っていたのである。

先日うまく予定がとれたので1泊の車中泊で出かけた、
夕方に出かけてできるだけ現地に近づいて車中泊。
あくる朝1番に南吉記念館に車を置いて南吉の里散策という段取りである。

朝の9時頃南吉記念館に到着。
矢勝川の堤防を眺めるが赤いじゅうたんは見当たらない。
巾着田では濃密を避けるためにヒガンバナを刈り取ったと聞いていたので
ここは秋祭りが中止になったとは聞いていたのでここもかと心配になる。
たまたま土手の方からやってきた人がいたので聞いてみたら
「そんなばかな!」と言われて一安心。
まだあまり咲いてなかったので
「こちらでは花はまだですか?」
ときいたら
「この花はヒガンバナ、お彼岸に咲くからヒガンバナ」
「今日はまだ17日」
と言われてしかたなく矢勝川土手に向かった。
土手のあちこちにはもうヒガンバナが咲き始めてはいたが
まだほとんどが蕾の状態であった。
土手のあちらこちらに咲くガンバナにカメラを向けてシャッターを切る。

土手は舗装されていない遊歩道で
ごんぎつねの世界を維持しようというこの地の南吉への思いを感じ取れた。
あちこちのモニュメントやベンチ、看板にもそれを強く感じさせられた。

土手沿いに歩いていると赤いじゅうたんとまではいかないが
結構かたまって咲いてるところもあってちょっと安心した。

ヒガンバナの土手から南吉の生家に向かう途中には
「ごんぎつね」の作品中にある中山様ゆかりのお寺常福院。
南吉の生家は南吉の作品に登場する民家やお店の雰囲気もいっぱいだった。

3〜4時間ほどの散策で
南吉ワールドにとっぷりと浸かった気分になって
南吉の里をあとにした。



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みのりさん

onさん

ごんぎつねの里
もうしばらくしたら
ここを流れる矢勝川の堤防は真っ赤な絨毯で彩られます。

「ごんぎつね」の中のヒガンバナのくだりが
再現されるようです。

2020/09/20 16:25:02

彼岸花

みのりさん

onさん
 ゴンきつねの里に
彼岸花が満開に咲いているんですね
花火のように華やかですね

2020/09/20 15:22:31

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