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敏洋’s 昭和の恋物語り

ポエム・ポエム・ポエム 〜夜陰編〜 =手紙:振られたあ!= 

2020年09月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 あなたって、どういう人なんでしょう?
 何かずっと見守ってあげたい。
 見守るという言葉が適切でなければ、
 見ていたい……。
 そういう気持ちを起こさせる人なの。

 そしてそれが、決してあなたの重荷にならないように
 遠くから、そっとと思う。
 だから、ずっとお友達でいたいの。

 他人は誰も皆、あなたや
 もう一人のあなたの作品を読んだ後、
 あたしをまじまじと見つめて、言う。
『あなたはこの人に、一体どのような手紙を書くのですか?』
 あたしは、いつも、返答に困ってしまう。
 自分でも、不思議でたまらなくなる。

そ、そんな、こと、、、

今、言葉を忘れてしまった…
今、為す術を失った…

ベッドに座り、ぼんやりとテレビに見入っている。
小説を書く気にもならない…

明日から、何をしよう。
何を、すればいい……     

                                                       
(背景と解説)

送られてきた、詩というか手紙というか、どちらにしても絶縁の告白でした。
もうすでにおわかりでしょうが、文通相手でした。
今だと、ラインとかいうツールで簡単に会話が交わせるでしょうが、あの当時は、黒電話もしくは手紙しか連絡手段がありませんでしたから。

電話だと、まず100%ご両親で、70%の割合でお父さんです。
「誰かね、君は」「娘になんのようだ」と、すぐには取り次いでもらえません。

で必然、手紙が多くなります。
まこれも、お母さんという障害物(失礼!)を乗り越えなければなりませんが。
さほどに、遠距離恋愛というものは難しい時代でした。

さらには、文通というものは、大半が相手に会えていないのです。
互いの写真を送り合って、それで初めて顔なりスタイルなりを知るわけなんです。
この女性とは、何度か会えるチャンスがありました。
岐阜と京都ですから、昔の汽車では3時間程度ですかね。

でも、行きませんでした、いえ行けませんでした。
正直のところ、怖くて恐くて、逃げ出してしまったんです。
彼女の抱える澱のようなものを、わたしが受け止めることができませんでした。
いや、ほんとはそんなものはなかったのかもしれない。
なかっただろう、でも……、いくじなしのわたしは、汽車に乗らなかった。

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