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平成の虚無僧一路の日記

時代劇と虚無僧 

2020年03月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



スカパーで時代劇を見るのは「虚無僧」が登場しないか、それが関心事だからでもあります。先日は『影狩り』を見ました。1983年10月6日、フジテレビで放映されたもの。徳川幕府は、諸大名の取潰しのため、隠密や忍者が諸大名の些細な落ち度を暴こうとして暗躍した。各藩では、隠密や忍者を“影”と称して恐れ、潜入してくる“影”を殲滅することだった。という設定。ドラマでは、『御槍拝借』と同じく「森藩」と「影」との戦いになっている。そして幕府の隠密が「虚無僧」姿だった。「虚無僧は幕府の隠密」と俗に言われているからでしょう。でもでも、このドラマでも明らかな通り、虚無僧姿でウロウロすれば、もう「幕府隠密」とバレバレ。虚無僧姿では目立ち過ぎ。そして虚無僧が次々に襲いかかり切られる。虚無僧では脇差しか持てないし、天蓋や偈箱がブラブラして、動きが鈍る。とても 穏密活動できまい。『水戸黄門』でも「虚無僧」がよく登場する。「東野英治郎」の水戸黄門が虚無僧姿で登場し、「今日は、お忍びだから、かまわん」というようなセリフがあった。「お忍び」といっても目立ちすぎる、葵のご紋の印籠を下げた堂々とした立派な衣装の虚無僧でござった。『子連れ狼』のラストシーンにも虚無僧が登場。フジテレビ系の時代劇スペシャルで 1976年9月26日に放映されたもの。「拝一刀」は「萬屋錦之介」。「佐藤慶」が扮する「柳生烈堂」が、なんと虚無僧姿で現れる。黒光りする太い尺八と、尺八の音が「拝一刀」の最期を印象づける。それにしても「柳生烈堂」が、なんで「虚無僧」姿で現れなければならないのか?そもそも「虚無僧」では「刀」は持てない。斬り合いになると尺八が突然「刀」に代わる。『鳴門秘帖』でもそうだが、幕府隠密が阿波に潜入するのだが、「虚無僧」姿では海も泳いで渡れないだろうし、刀は隠せない。まるで手品だ。

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