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マネー・ショート 華麗なる大逆転 

2020年02月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、今日は〜!

英国が欧州連合(EU)から離脱。
EUにとって1993年(平成5年)の発足以来、
28カ国と加盟国を増やして来たが、
ここで英国が去るのは、
EUと英国にとって、吉と出るか凶とでるか・・・??

今日の映画紹介は
「マネー・ショート 華麗なる大逆転
/The Big Short」。
BS12で2020年2月1日19:00〜放送。

「マネー・ボール」のマイケル・ルイスの原作者である
「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」を
映画化した作品。
2016年(平成28年)3月に観た時の感想文。

2008年9月、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの
破たんによって起きた世界的金融危機。

それらをいち早く予見し、米国の住宅バブルの背後で
住宅ローンの値下がりに賭けて大もうけした
4人のトレーダーたちの実話をベースにした人間ドラマ。

2005年、へヴィメタルをこよなく愛する金融トレーダーの
マイケル(クリスチャン・ベール)は、
不動産抵当証券を調査している時、
返済の見込みの少ない住宅ローンを含む
金融商品(サブプライム・ローン)が
数年以内に債務不履行に陥る可能性があることに気付く。

”マイケル、どうした?”
”面白いことが起きるぞ、住宅ローン市場が焦げ付く、市場崩壊だ”
”住宅市場は安定している”
”時限爆弾だ
”靴も履いてないやつに、何が予測できる?”
”まぁ、見てなよ”

しかし、その予測はウォール街の銀行家や政府の
金融監督機関からまったく相手にされなかった。
そんななか、マイケルは
“CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)”という
金融取引に目をつけ、投資銀行と契約を結ぶ。

同じころ、マイケルの戦略を察知したウォール街の
銀行家ジャレット(ライアン・ゴズリング)は、
信用力の低い低所得者に頭金なしで住宅ローンを組ませている大手銀行に
不信感を募らせるヘッジファンド・マネージャーの
マーク(スティーブ・カレル)を説得し、
“CDS”の購入を勧める。

”銀行はまだ、予測出来ていない、裏をかくんだ”
”奴らの愚かさを利用する”
”「銀行」と言うより、「愚行」だな”
”もはや、詐欺だな”

また、今は一線を退いた伝説の銀行家である
ベン(ブラット・ピット)は、この住宅バブルを好機と
捉えウォール街で地位を築こうと野心に燃える
投資家の二人から相談を持ち掛けられる。

ベンは自分のコネクションを使って、
彼らのウォール街への挑戦を後押しすることを決意する。

三年後、住宅ローンの破綻をきっかけに市場崩壊の
兆候が表れ、マイケル、マーク、ジャレット、ベンは、
ついに大勝負に出る……。

本作は頭脳的アクション映画ですね。
丁々発止のやり取りは、ゲーム感覚で面白かったが
専門用語は門外漢で、理解出来なかったが巨額の金が
動く裏には、我々庶民が被害者だということを、
もう少し描いて欲しかった。

翻って見ると、
現に中国では景気が悪くなり、
「鬼城(ゴーストタウン)」が増えるにつれ、
習近平政権は頭金がゼロでも
売れ残りのマンションを売るように指導している。

これは少額の資金でマンションを買える
”レバレッジ”の方法で
これも”サブプライムローン”と同じ方法です。
中国がこけると、全世界の景気が一段と悪くなりますね。

日銀のマイナス金利政策にも危ういものを感じます。
マイナス金利なんて、銀行の存在価値は無いと思います。

金融商品には、いろいろ種類がありますが、
素人には判りにくく、儲けるのは銀行、トレーダーとか
一部の人だけだと、映画を観ていろいろ思ったことでした。

監督はアダム・マッケイ。



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