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小春日和♪ときどき信州

本・井上荒野 「綴られる愛人」 

2019年09月05日 外部ブログ記事
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 内容(「BOOK」データベースより)
夫に支配される人気作家・柚。先が見えない三流大学三回生の航大。二人はひょんなことから「綴り人の会」というサイトを介して、文通をはじめる。柚は「夫にDVを受けている専業主婦」を装い、航大は「エリート商社マン」だと偽って―。便箋の上に書かれた偽りが、いつしか真実を孕んで、二人をくるわせていく。掻き立てられた情動が、やがて越えてはならない一線を踏み越えさせて…。緊迫の恋愛サスペンス!
                読書備忘録 
手紙って・・・こんな短期間にこんなに簡単に人って操れるものなのか?もっとも操っていたわけではないのだけれど・・・大人の女が、まだ大人になりきれていない男の子をからかったら、本気になっちゃった。そんなことでもなかろうが・・・男の子の親としてすっかり母親目線で読んでいた。
こういう手紙は怖いわね。
うっかり犯罪者になるところでしたもの。って、警察に知れたら逮捕されちゃったわけで、そうしなかったのにはわけがね。
なんどかぽわぽわ浮かんでいたのは郷ひろみの歌。
で、解説読んだら何とそこにも書いてあって驚いた。
「会えない時間が愛育てるのさ」
実際に文通を紹介する組織があるとも書いてあった。
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思い出したのは・・・
仕事先でお宿代わりに下宿していたお家の奥さんが、若かりし頃の夫に恋をした。って話ね。
奥さん、ラブレター出していました。
結婚するにあたり赴任先の関西で荷物整理をしていた時にそれをみつけた私は、なんだこりゃ?・・・奥さんには全く興味がなかったとかで、気にも留めていなかったからお返事も出さず、お手紙の束の中に・・・え、これラブレターなの?と鈍感な夫はほざいた。絵にかいたようなというかどうかは知らないけれど、真っ向すけべなラブレターだった。こんなの一生絶対私は誰にも書かないわっ!何かされたの?それとも何かしちゃったの?とも聞いた、まだ二十代の私。
結婚が決まった頃のには、なんでこの人はこんなに嫌味をたらたらと書いた手紙を送って来るのだろうか?結婚することなんか何で知ってる?それは義母でした。奥さんは何かにつけ義母に農作物を送ってくれていたのです。が、にわかに信じられいお手紙のうだうだ書かれた最後には、奥さんになる人はどんな人なのか?きれいな人か?それとも可愛い人か?羨ましくて仕方がない。東京に行ったらぜひ奥さんの顔を見てみたいと伝えて!と書いてあった。
やっだ〜何この人・・・もちろん下宿していた時からお付き合いはしていたから、携帯のない時代なので下宿先の電話から夫は私に、私はそこに電話をかけて呼び出してもらっていた。今いません!とか、お風呂に入っています!とか言っては伝言言おうとしてもガチャ切りされていたから、変な人!とは思っていた。で、声だけは聞いていたのね。
顔が見たい?・・・赴任最終日に撮った集合写真で小学生の男の子と女の子とご主人と奥さんも見ていた。そんなに顔が見たいのか?と思った私は、どうだっ!とばかりに私が夫と仲良く写っている写真を送り付け、お目にかかるのをとても楽しみしております。と書き添えた。
それ以降手紙は来なく、ひとことおかしなことが書いてある年賀状だけが来るようになった。こういう事は見た目美しい人がするものだと当時は思っていたからさっ!その顔でどの口が言う!と、大変勉強になりました。
雪深い冬の間、一緒に下宿させていた高校生の親戚の子を夫のお嫁さんにしたかったってことも聞いた。
雪に閉ざされた冬の間の毎日の暮らしぶりなんか知らないから、いったいあそこで何があったんだ?その子を夫のお嫁さんにして奥さんは何がしたかったんだ?なんかおどろおどろしいなー・・・と思ったんだわ。
一年ちょっとの間になにがあった?
義母に言ったことがあったら、あの〇でねー・・・と面白がっていたから、お義母さん!そんなに面白いですか?気味悪くないですか?いい年して!子供までいるんですよ!って言ったんだっけ・・・
ちなみにその高校生だった子は、私たちが一緒に暮らし始めた東京の西の町でお勤めを始め、奥さんからの年賀状には彼女の住所と電話番号が書いてあり、そこにいますよ。みたいなことが書いてあったのは覚えている。
そして奥さんも親戚の子も私達の前に現れることはなかった。
40年近く前からのお話・・・
ここに書けない事なんかどっさりあります。
?いろいろと思い出しちゃったわけ・・・
★★★★☆
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