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2019年04月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 ブレグジット問題について

 日に日に庭の芝生も緑深く色変わりし、枯れた芝に比べて生命の息吹を感じさせる。春の雨と三寒四温の自然の移ろいがそうさせるのだ。

 EU議会は英国の離脱期限を最終2019年10月1日まで延期した。合意なき離脱が当面回避されたことから、市場には安堵感はあるものの実態は何も変わっていない。メイ首相は指導力を失い保守党からも批判を受けている。欧州議会も当然のことながら合意なき離脱はEU側にも混乱をきたし望まない。EUの中核にある西ドイツ、フランスもそれぞれ個別の事情を抱え、EUの結束にも影が見え隠れする。

 英国内企業は離脱期限が切迫してきたことから、混乱を少しでも軽減しようと在庫を積み増し、表面上の経済指標は意外に強いものがある。一時は英ポンドの為替水準はユーロやドルに対し下落したが、このところは逆に上昇してきている。国民投票以来分断された国民の意思は英国議会の指導力の無さに辟易し、EU離脱議論そのものに多くの人は関心を示さなくなってきている。

 主義主張の明確なことが英国の外交や自律意識を支えてきた歴史そのものであることを考えると非常に残念な限りだ。長らく英国に滞在したことのある私は、なんとしても残された半年を利用し、これまでの英国人魂を復活し何らかの国民的合意のもと決着をつけてほしい。合意なき離脱は民主主義の敗北ともなりかねない。この夏も既に航空券も手配済みで、ロンドンの娘一家と過ごす予定にしている。希望的観測ながら、そのころまでには何らかの出口が見えていることを望みたい。

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