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独りディナー
感謝で始まった、旅
2019年03月20日
テーマ:ウィーン
足かけ11日間の、ウィーン滞在。
その間に、オペラへ二回、コンサートが三回、教会のミサには何回参加したかな・・。
音楽を聴きに行くには、ちょっと滞在が短すぎた、というのが正直なところである。
早朝の便だったので、前夜は空港直近のホテルに泊まった。
まず名古屋から成田へ飛び、次の乗り換え地はブリュッセル空港である。
初めての空港なので、成田で乗り換え案内を見る度に、英語の表示に注目して、一通り予習。
成田空港での、乗り換え通路の長さには、ビックリした。
しかも、その長い動く通路には、後にも先にも人の姿が見当たらないのだ。
若干の心細さは感じながら、でもまだ此処は、国内なのだと思う。
問題は次だ、という緊張が高揚感を高めてくれる。
搭乗前に、航空会社の人に、ブリュッセル空港の地図が無いかを訊ねてみると、たちまち、iパットで地図を出して、説明してくれた。
便利な時代である、シニアには付いて行くのが大変な位に・・。
往路の機内は、比較的空席が多くて、快適であった。
私の、隣の列には、2,3才の坊やと、まだ数ヶ月の女の子を連れた若いお母さんが、一人で奮闘している。
丁度、お子さん達の年齢から、我が家がアメリカに転居したときの騒動が、当然思い出された。
若いお母さんを眺めながら、如何にあの時主人が一人で奮闘してくれたのか、今更ながら思い出された。
私の中では、初めて訪れるアメリカへの期待感しか無かったのだ。
アメリカに行くことが決まった頃から、一歳になったばかりの娘に、大好きなタオルを折に触れてマスコットのように持たせる習慣をつけた。
お陰で、不安がるとお気に入りのタオルを持たせる、というパターンが出来上がったのだった。
五ヶ月の息子は、機内では座席の前の壁に取り付けてくれた、乳児用の籠の中で、概ねすやすやと眠っていた。
でも、今回の赤ちゃんは、慣れない籠の中は落ち着けないらしく、ずっとお母さんの抱っこひもだった。
お子さん達はどうやらハーフの様で、天使の様なブロンドの可愛い様子だったが、子供ながらに不安なのであろう。
フライト・アテンダントさんが次々と、気が紛れそうなオモチャを持ってきてくれるけれど、お兄ちゃんの方は中々泣き止まない。
坊やが、やっと眠りについたのは、航路も三分の二位、過ぎた頃だったろうか。
どんな背景の人なのか、単身で二人の幼児を連れての国際線は、私には余りに過酷に見えた。
それ故一層、主人への感謝の気持ちが、ふつふつと、湧いてきたのであった。
全く想定外の、旅の始まりであった。
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