メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

目指せ!ハッピービジネスマン道

お金はこうして「創られていく・・・」 

2019年03月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


お金はこうして「創られていく・・・」  1.Aさんが持っているお金1000万円を 銀行に預けるとします  2.銀行は、準備預金制度というルールに 則って、Aさんの預金のうち1%の10万円を 日本銀行に預け、残りの990万円を別の人 に貸し出しすることができます(仮に預金準 備率を1%としたとき)  3.その銀行へBさんがやってきて、土地を 買いたいので990万円を貸してほしいと 言うとします  4.銀行はBさんに990万円を貸し出して、 Bさんの預金通帳に残高990万円と記帳 します  5.すると、この段階ではこうなります Aさんの預金残高 = 1000万円 Bさんの預金段高 0 → 990万円  6.もともと1000万円のお金しかなかった はずなのに、Bさんが借入をした段階で 総額1990万円のお金をこの銀行は 預かっていることになります  お金の「現物」は当初1000万円だった はずですが、いつの間にか記帳上は Aさんの預金残高1000万円、Bさんの 預金残高990万円となり、銀行に預けら れているお金の合計金額が1990万円に なる・・・という面白いことが起きているわけ です。  つまり、誰かが銀行からお金の借入をする と、銀行に預けられている預金残高は増え ていく・・・と言えます。  → 「誰かが銀行からお金を借りると、通帳 上のお金は増える」・・・ということです。  さらに、Bさんが土地購入で990万円を引き 出し、Bさんに土地を売った人がその代金の 990万円をこの銀行に預け入れれば、 そこで990万円の新たな預金が生じますし、 銀行はその1%を日銀に預けたうえで残りの 99%(≒980万円)を別の人に貸し出しする こともできます。  そうやって、預金と貸出を交互に繰り返す こと銀行の預け入れ残高はどんどん増えて いくことになります。  つまりは、世の中に出回るお金が増える ことになります。  銀行側が「貸出したお金を全額回収する/ 貸出残高を0円にする」という暴挙に出ない 限り、この連鎖は途絶えることなく続いて いきます。  しかも、銀行は一つ限りではありませんから、 銀行の数が増えれば増えるほど、こうした 「記帳上のお金の残高」は天文学的に増えて いくことになります。  逆に考えると、銀行がお金を回収する(一括 返済を求める)と、お金は減っていくことに なります。  ・・・・・・・・・・・・・・・ このように考えると、現在市場に出回って いるお金のうち、その何分の1ないし半分 くらいは、もしかすると「実体なきお金」で 「誰かの借金によって生み出されたお金」 なのかもしれません。  もともと「実体があったお金」ではなく、 誰かが要望して「借金を申し込んだことに よって生み出されたお金」・・・と考えると、 とても不思議な感じがします。  まあ、今の世の中は「銀行数が減る/合併 で淘汰される」時代ですから、以前のように 青天井に「実体のないお金が増え続ける」 ということには一定の制限がかかっている、 と言えるかもしれません。  でも、巷間よく言われているように「日本の 預貯金残高は○○円もある!だから日本 経済は破綻しない!」・・・という言葉には ある程度のフィルターをかけて見ることが 必要かもしれない・・・と言えそうです。  なぜなら、そこで言われている数字(残高) の半分位くらいはもともと実体のなかった 金額かもしれないからです。  いずれにしても、「お金は人の要望・望み・ 借金によって信用創造されるものである・・・」 という経済の仕組みを知っておくことは大切 です。  それを自分の家計・ビジネスに活かすも良し、 無視して放っておくも良し・・・ですが、できる ことなら「活かす」ほうに頭を使いたいもの ですね。  私の著書 2冊+電子書籍11冊(アマゾンの電子書籍読み放題に該当しています)お金の教養シリーズ     5冊組織マネジメントシリーズ  4冊ビジネス人生論シリーズ   2冊http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC   記事を見逃したくない人はこちらからメルマガへどうぞ!■メルマガに登録する      

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ