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メルトスルーの先は？　

2011年06月11日
テーマ：テーマ無し

　菅政権に対して不信任案が出て、一部民主党議員の造反で可決されるという見通しの中、菅首相の早期退陣の決意で、急遽否決されることとなった。自分としてよく分からないのは菅首相がなぜ不信任案を突き付けられなければならなかったのかである。　自民党は今回の震災に対する対応が不十分で、大幅に復興が遅れていると言っているが、どうすべきだったということについては語られていないように思う。このように大きな災害であり、おまけに原発事故が重なって、誰がやっても簡単に収束できるような状況にはないと思うのだが。　菅首相の実際の指導がどうであったのかはなかなか見えてこないが、言葉の端端に見えてくるのは発想のスケールと言うか、全体構想と言うか、その規模が小さすぎるように感じるが、如何だろうか。言って見れば、大会社の課長さんがいきなり社長になって戸惑っているような、そんな違和感を覚える。　自民党は菅さん以外なら全面的に協力すると言っているが、それもよく分からない。菅さんではなくて、岡田さんや枝野さんなら協力できるということだとしたら、いったい何が違うというのだろうか。民主党の本来の政策を踏襲している小沢さんのグループは一体この時期にどう動こうとしているのか、よく分からないことばかりである。

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