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小春日和♪ときどき信州

本・小川洋子 「人質の朗読会」 

2011年06月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



                      図書館本 

          

 作品の紹介
遠く隔絶された場所から、彼らの声は届いた。紙をめくる音、咳払い、慎み深い拍手で朗読会が始まる。祈りにも似たその行為に耳を澄ませるのは人質たちと見張り役の犯人、そして...しみじみと深く胸を打つ、小川洋子ならではの小説世界。「Google ブック検索」より

 旅行中 ゲリラに襲撃を受け人質となった8人。 盗聴器に録音されていたテープが・・・そこには八人の人質が自ら書いた話を朗読する声が残っていた。

旅行好きの日本人、ともすればいつどこでこんなことに遭遇してもおかしくないような? 命の保証がない中、退屈を紛らわすために始まったのであろう朗読会・・・静かです。
お話が終わるたびに拍手が聴こえたそうですが、お話が終わって・・・

「やまびこビスケット」はありそうでなかなか・・・なお話に、感動。「冬眠中のヤマネ」もいい。「コンソメスープの名人」三夜ともお年寄りが。。。

「槍投げの青年」は46才でご主人を亡くされ、ひとりぼっちになって仕事をはじめ槍投げ青年に出会い、言葉を交わしたわけでもないのに・・・
三メートル近くもある槍を持って電車に乗る〜・・・? だったからこのお話ができたのですね。

第九夜は、ヘッドフォンを通して、生で人質たちの朗読会を聞いていた政府軍兵士のお話 「ハキリアリ」
ここだけで朗読会がどのように行われていたか、しずかにしずかに伝わります。とてもいい。
先生たちの ハキリアリ の話に前のめりになり、先生たちがどうしてもラジオで聞きたかった受賞記念講演の日本人物理学者が、ニュートリノの小柴先生だったのでは?と勝手に思って・・・テレビでカミオカンデを見たときにはヒエーッ!と思ったことを思い出しました。

読み終わった感覚は・・・「猫を抱いて象と泳ぐ」を読んだ時のように、また静かないいお話読めたね〜

ボキャ貧の私はまたしてもいいお話で済ませております。。。が、いいお話はいいお話。


 すいません。図書館に予約してある本、取ってきてもらえますかしらん・・・これ逃すとまた142人待ちなんですわ〜 ここのところ下出に出ているわたくし。大変迷惑をかけております。ご恩返しはかならず・・・
で、とってきてもらった本がこちらの 「人質の朗読会」

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