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新しい年は、歩こう 

2019年01月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:シニアライフ

昨夜は、近くのお寺の除夜の鐘の音を聞いてから、休んだ。

目覚めたのは、5時半だったので、それから少しうとうとしていたつもりだったのに、起き上がって時計を見ると、既に7時半だった。

眠っているときの、時間の感覚は解らないものだ。

午前中には、元日礼拝に参加するつもりだったので、早速お雑煮の準備を始めた。

ゴボウのあく抜きをして、昆布を浸してあったお鍋を火にかけた。

IHコンロでも、レンジでお餅を焼けることがわかったので(今頃?)お餅一切れを、半分のサイズに切った。


まあ、元旦らしい食事を終えて、家を出た。

素晴らしいお天気だったので、教会からの帰途は歩いてみるつもりだった。

トレッキングシューズに、ソックスをはいて、もこもこのコートを着た。


出かける前、着信メールに気付いた。

昨日こちらから送信した、巡礼の旅のお仲間からの返事だった。


数日前に、ご一緒した牧師先生のところに、故郷の島根産の日本酒が届いた、というLINEを、先生が送って下さっていたのだ。

名古屋へ、遊びにいらっしゃいませんか、という昨日の私のメールに、乗り気そうな内容のお返事だった。

晴れやかな、気持ちで家をでた。


元旦礼拝には、何時もの日曜礼拝にもまさる人数の方達が集まっていて、ちょっと驚いた。

私の中では、初詣で的な気分があったけれど、もともと日本人には、元旦にお参り、という感覚に馴染みがあるのかも知れない。


巡礼の旅でご一緒した、お仲間と牧師先生に、お酒を送って下さった旅仲間の方を、名古屋へお誘いしてみようと思います、とお伝えして、帰途についた。


広い道を、殆どまっすぐ東へ行けば我が家の方向なので、迷うことは無い。

途中、ファストフードの「モスバーガー」があったので、トイレ休憩を兼ねて、昼食をとった。

歩き始めた頃は、12時前だったので殆ど人影は見かけなかったけれど、正午を回ると、初詣の人達だろうか、急に人の姿が増えてきた。

所要時間は、モスバーガーでの休憩を入れて、二時間半くらいだから、思ったよりは近かった。


何年前だったか、元旦に熱田神宮まで主人と歩いたことがあった。

寒い日で、途中ちょっと雪が舞ったりしていた。

それに比べると、今日は汗をかく位、穏やかな日であった。


主人に会わなくなってから、随分経つなぁ、と思ったりしながら歩いた。

帰りは特に、名大のキャンパスを抜けてきたので、一層そんな気がした。


二年前の12月30日、デパートでお餅を買っていたら、主人から電話があって、急いでタクシーで戻ったのだ。

すぐ、病院の救急に連絡して、一緒に駆けつけた。

休暇に入る予定だった主治医の先生がいらして下さって、「今入院したら、もう家には戻れませんが・・」とおっしゃったけれど、主人の意向で、入れて戴いた。


あの年も、年越しは一人だった。

一人で家に戻って、夜は遅くまで、外国ドラマの「ダウントンアービー」を、ネットで見たのだった。

それを思い出して、今日もさっきから見始めている。


あの時は、年が明けてから、子供達が夫婦連れでやってきて、病室とは言え全員揃ってお正月が迎えられたのは、夢のようであった。

そして、あれから、退院は言うに及ばず、父の日の直前まで自宅に居て、まぁ穏やかに過ごしたのだった。



良い意味でも、逆の意味でも、明日はどうなるかわからないけれど、わくわく感を失わずに、生活していきたい。


そういえば、教会でお会いした方に、「今日は、歩いて帰ろうかと思って」というと、

「まぁ、どうして? 太ったから?」

と言われたのは、今年の私にとって、自戒に最も適切な言葉かも知れない。



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