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2018年12月15日 外部ブログ記事
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 アメリカ産WGYU について

 今年の特記事項の一つはオーストラリアWGYUツアーです。ブログでも既に紹介した6月の4泊5日のPGスタディー・ツアーで、有志10名余りでPG会員のA氏が経営するブリスベン近く(とは言え2時間程車で内陸に走った街)の牧場見学をしたことです。写真はその時のもので、広大な牧場の敷地で育てられているWGYUたちは幸せそうに過ごしていました。3000頭以上のWGYUはほとんどの期間(成長期に穀物を食べさせる他は)牧草地に離し飼いにされています。

 ツアーでは折角の機会だというのでゴールド・コースト周辺のコアラ動物園やブリスベンのサンセット・クルーズ等も織り交ぜ贅沢な旅でした。Aさん宅でのWGYUのバーベキュー、現地在住のAさんの友人宅でのご招待など盛りだくさんの計画も難なくこなし、帰国後は「反省会」と称し鎌倉のPG会員宅でオーストラリアともスカイプを繋ぎ楽しい旅行の話にも盛り上がりました。

 今日の話題はアメリカ産WGYUの話です。1970年代、1990年代に正式な手続きとルートで日本和牛の冷凍精子とメス牛が米国に輸出されたことがあります。現在は輸出は禁止されていますが、その時のアメリカ産WGYUが交配され、現在18,000-20,000頭の黒毛WGYUが米国で飼育されているそうです。総数は米国内マーケットの1%に満たない規模ですが霜降りで柔らかいWGYUは米国でも大人気のようです。

 AWA(アメリカWGYUアソシエション)は毎年年次総会を開き、市場を育てているようです。米国産WGYUは牧草中心に飼育するため、大変肉は柔らかく、美味しく食べられるようです。日本では穀物を食べさせ飼育することが多いとのことです。筋肉の中に霜降が入り、通常の赤身のお肉より柔らかく美味しくなるのが人気の秘密のようです。

 海外で育てたWGYUは遺伝子的には和牛と同様ですが、いずれも人気が高く、市場価値が高いのは日本の和牛生産者にとってもよいことだと思います。オーストラリでWGYU牧場を見学して感じたことは大自然の中でストレスなく育てられた牛はある意味幸せで、食肉としてもストレスが少ない方がいいかもしれません。日々是好日。

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