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流老記

衣替え 

2018年10月25日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から快晴、で過ごしやすい。

日曜日からこっち、
三日間に渡って衣替え。

夏物より冬物のほうが量の多いこと。

防虫剤の香りが部屋中に漂い
なかなか抜けない。

樟脳の香りを嗅ぐと
お袋が着物を着て
町へ出かけたときを想い出す。

普段はすっぴんの母が、
化粧をして着物を着ると
子供心にときめいたのを覚えている。

都会に出てきて
着物教室の広告の仕事をしたときなど
おばさん先生などそっちのけで
着物モデルたちに目を奪われ
舞い上がっていたのも懐かしい。

ある高級料亭へ
会社接待で行ったときに
中居さんたちの着物姿に見とれていて
社長に怒られたこともあったっけ。

そのころ付き合っていた女には
簪はもちろん、
帯留めひとつも買ってやらなかった
我が身の勝手さよ。

Qさんのように
あれもこれも、色々プレゼントしてれば
孫の顔を見れたかもしれないが
しょうがないねえ。

黄八丈が
女の持っていた唯一の着物だったっけ、
などと
防虫剤の香りの中でしばらく思い出に浸る。

今夜は満月か…



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阿Qさん

根無草さん

満月の夜になっても
毛が生えてこないQさんには
笑える、
けれど自分も、
もう白髪が生えてきて情けないわさ。

ハゲと白髪の狼男なんて
魔女たちも相手にしてくれそうにないなあ。
でもQさんには
桃の精やら米の精たちがいるから
まだこっちよりマシですよ。

2018/10/26 22:59:13

我が身を振り返ると・・・

阿Qさん

そうでしたね〜・・・
親たちが偶に出かける時は、樟脳の香りを纏っていました。
なんしろ一帳羅だったんでしょう。

満月の夜に昔の女の思い出に浸る。
狼男と違ってロマンチックです。
アタシャ−、「昔の女」も居ないし、ましてやプレゼントをしたことも無し。
寂しい人生だったんだな〜・・・

2018/10/26 17:21:19

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