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ハンター 

2018年09月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:アクション・アドベンチャー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は秋晴れ、爽やかです。
残暑は厳しいけど、何となく心が落ち着きます。

ふと、心に浮かぶのは金子みすゞの「木」

”お花が散って 実が熟れて、
その実が落ちて 葉が落ちて、
それから芽が出て 花が咲く。
そうして何べん まわったら、
この木は御用がすむかしら。”

と、少しセンチメンタルになって、
「私の御用も、もう少し…」。

明日の映画紹介は「ハンター/The Hunter」。
BSジャパンで2018年9月19日(水)17:58〜放送。

スティーヴ・マックィーンの遺作。
過去30年間に5000人以上もの仮釈放中の逃亡者を
牢に送り込んだと言われた実在の賞金稼ぎ、
ラルフ・ソーソンの半生を描くアクション映画。

賞金稼ぎ(Bounty hunter)とは
保釈保証業者からの逃亡者を捕まえて賞金を
受け取る職業で、連邦保安官とは違い、私立探偵同様に、
あくまで州法務省の許可を受けた民間業者のこと。

キャッチフレーズは”獲物は人間!!”。

ラルフ・ソーソン(スティーブ・マックィーン)は
通称“パパ”と呼ばれ、指名手配者を追って、
西へ東へと飛び回っていたが、
家に帰れば8年前から同棲している妊娠中の
女教師ドティ(キャサリン・ハロルド) が待っていた。

そんな、“パパ”にロッコという男から電話が入った。
刑期を終え出所した彼は、かつて自分を捕えたパパに、
復讐するというのだ。

その夜から、”パパ”は逆に追われる身になった。
約束の仕事を終えてロスの家に戻った翌日、
ドティーが荷物をまとめて家を出て行った後だった…。

本作でのマックィーンのアクション場面を挙げてみると、
@疾走するシカゴの地下鉄高架線のパンタグラフに
 ぶら下がって敵に肉迫する…。
A身長2m、体重170kgの巨漢に素手で立ち向かい
 格闘の末、最後にショック銃で仕止める…。
B高性能を誇るトランザム7000からダイナマイトを
 放り投げつつ襲いかかる二人の敵を巨大な
 トラクターで追い詰める…。
Cシカゴ河の畔に建つ高層駐車場内へ逃げ込んだ敵との
 カーチャイスの結果、敵は遥か眼下の河へ
 車ごとダイビング…。
D愛する身重の内妻を誘拐されたマックィーンが
 自動ライフルを乱射する敵と拳銃一丁で対決する…。

などなど、精悍なマックィーンのアクションは
格好いいですね。

一方、運転がやたら下手で家へ帰れば、
信頼する仲間たちからは“パパ”と呼ばれ、
“古い”おもちゃを収集し、愛する妻のためには、
嫌々ながらラマーズ法教室へも通い、
出産の時には気を失ってしまう“ソーソン”を演じて
笑いをとったりと、マックィーン自身の
人間味あふれる魅力一杯で、
マックイーンのファンにはこたえられない映画です。。

1980年(昭和55年)公開。
マックィーンは公開されたこの年に50歳で死去。
監督はバズ・キューリック 。



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