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流老記

公平、不公平。 

2018年08月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

きょうも猛暑日。

水風呂に浸かりながら
つい、うつらうつらとして
夢を見た。

とある国で
完全無欠の公平な制度を造った。

一日8時間労働で
朝8時から夕方の5時まで勤務で
昼休みは12時から1時まで。

全国民の全企業や公務員に適用され
時給は千円である。

この制度はすぐに潰れた。

新入社員も社長も、
初級公務員も事務次官も、
新人議員も総理も、みんな時給千円。

そして夕方5時以降は、
コンビニやレストランは閉まってるし
鉄道もバスもタクシーも動かない。
警察も消防も動かない。
なぜなら彼らも同じ人間だから。

結果、
夜中の火事や救急で人が多く死に
会社も生産が上がらずバタバタと潰れた。

だからこの制度は潰れた。

この世は
不公平で成り立っているんだと
あらためて気づく。

士農工商の
身分制度が確立していた江戸時代に比べ、
それが解放され、
多くの百姓が離れていった現代を見ると
いかに百姓が不公平な職業であったか分かる。

だからといって
公務員ばかり増えてもなあ…

天は人の上に人を作らず
人の下に人を作ってきたから
こんな世の中になってしまった、んだと思う。


風呂の水を吸い込んで
あわてて目が覚めた。

世の中不公平だなあ、なんてね。



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