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四つ葉の小さな幸せ

黒い蝶は‥大切な人へのメッセージ‥。 

2018年07月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

こんばんは四つ葉です。

今日は、義理の弟の命日に少し合わせてお墓参りに出掛けました。お墓は富士山がよく見える場所にあります。しかし‥今日も富士山は見えませんでした。

義理の弟48才にて肺癌にて永眠しました。9年前の今頃でした。暑い中お寺でお経を唱えている時に、ひらひら‥と黒い蝶が舞い飛んでいました。私はお経よりその黒い蝶が気になり‥義理の弟が舞い降りてきたなかと思いました。優しくひらひら‥と。

そのことに住職が、黒い蝶は‥ 大切な人へのメッセージとか、愛する存在に別れを告げに来たという説があるのですと話してくれました。やはり‥あの蝶は弟だと‥。

義理の弟は私より1つ違いであり、三兄弟の一番下であり兄達(兄、夫)とは違い、好青年でお洒落なインテリな感じの人でした。友達も多くお酒も強く楽しい人生を送っていたと思う。

しかし‥3兄弟は、当時35年前は若かりし頃はお年頃であり、夫が私との結婚にあたり両親に話しをした時は、やはり順番は長男である兄が先だと‥順番待ちで次が私達みたいな‥ところが不意を突かれたのが‥弟の存在。当時大学生だった弟が‥年上の女性と一緒に暮らしたいと言いだした。

私達の結婚どころではない‥両親は弟を激怒して大反対‥学生でもあり年上女性あり得ないと‥。兄も夫も‥弟の事が気に掛かりながらも‥予定通り兄達が先に結婚して、5ケ月後には私達が結婚。結局弟は両親から大反対により‥弟は「一生結婚はしない」宣言。
そして‥亡くなるまで独身を貫いた。

葬儀は職場の人達、とにかく友人の人数が半端でなく多く弟の人柄を感じられた。その中で‥少しざわついた‥。何人かに混じり当時の彼女が葬儀に来た‥。友人達が‥どうしても弟に会わせてあげたい配慮なのか‥彼女の希望なのかはわからない‥。義理姉が私にこっそりと‥あの方だと‥。

背が高くスラリとして髪は短くとても美人であり、品の良い人だった。回りの友人達がさりげなく彼女に配慮しているのが感じられた。身内側の私は‥両親は気がつくのかドキドキして見ていた。両親は気が付かず友人達の仲間みたいに思ったみたいだ。

最期に愛しい人が‥来てくれた‥弟は‥嬉しかっただろうな‥と思う。やはりあの黒い蝶は‥弟だと思えてしまう。嬉しくて蝶になって出てきたのかな‥。感傷に浸っていると‥義理姉が「あの時、お母さんが反対しなければ良かったのに‥!」と強い言い方‥。折角の余韻が違う事になるので‥その場をさりげなく離れた。

命日の墓参りをする度に‥いつも思い出す。一生結婚もせず彼女を思い続けて幸せだったのかな。友人達には‥その思いを伝えていたみたいだから最期に会えたね。でもこんな形で会えるのは淋しいね。

墓参りを終え帰りの車中で夫に‥命日になると思い出すと話すと「そんな事あったか‥」‥ おぃおぃ‥えっ忘れたのかい。ダメだ。

身内の事なので‥コメントも書きにくいかと思いますので‥閉めせて頂きます。長文にお付き合いありがとうございます。



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