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老いてなお

*京都の「縁」にまつわる寺社を巡る旅へ  

2018年06月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


京都に詳しい英学(はなぶさ がく)さんが
今回、縁結びに御利益があるパワースポットの
うち選りすぐりの3ヶ所の神社をご紹介します。

まずは京都で一番古い縁結びの神様、
「地主神社」に行ってみて下さい。
清水寺の本堂の裏手にある神社で、
本殿前に10メートル程離れた場所に人が
腰掛けられる程の大きさの2つの守護石があります。
        これが有名な「恋占いの石」です。

目を閉じたまま、ひとつの石からもうひとつの石
  までたどり着けば恋が成就すると言われています。

たどり着けなくても大丈夫です。何度やっても構いません。

もちろん一度でたどり着けば恋が成就するのは早いとのこと。 

「安井金比羅宮」
こちらは、縁切り神社です。
縁結びよりまず縁を切りたい人がいる時はこちらからどうぞ。
    
良縁に恵まれるためには悪縁を断ち切るのが大切です。

必ずしも人との悪縁ばかりではありません。
お酒やタバコ、ワガママな自分や
三日坊主の自分などでも構いません。

平安後期の崇徳天皇にゆかりがある神社です。

崇徳天皇は「保元の乱」に敗れたのち讃岐に流され、
そこで世の中に怨みを持ったまま崩御したと伝えられています。

崇徳天皇がなぜ「縁切り」と関係があるのか?
流刑となった時に、崇徳天皇は讃岐の
金比羅宮ですべての欲を断ち仏教に帰依しました。

愛する人との縁など全ての縁を断ち切らなければならなかった
     崇徳天皇の哀しみが、
悪縁を断ち切ってくれるというわけです。

「安井金比羅宮」に行ったら是非
「縁切り縁結び碑」にお札を貼ってみて下さい。

社務所前にある高さ1.5メートル横3メートルの
   石の真ん中に、直径50センチほどの穴があいています。
まず、お札に「切りたい縁、結びたい縁」を書きます。

それを持って、表から裏へくぐり抜けると悪縁を切り、
    裏から表へ抜けると良縁を結ぶご利益があります。
その後、おふだを碑に貼りつけるのです。
実際にこの穴を這ってくぐり抜けると胸が
      スッとして気持ちが楽になる感覚がありました。
是非体験してみて下さい。

「玉の輿神社」
市内中心部から少し離れた紫野という
場所にその神社はあります。
周辺で大きな名所と言えば大徳寺でしょうか。

「今宮神社」は平安時代、一条天皇の時代、都で蔓延した
   疫病を鎮めるために創建されたと伝統ある古社です。

それが玉の輿の御利益があると言われるように
なったのは江戸時代以降のことです。

その由来は徳川五代将軍綱吉の生母、桂昌院玉子にあります。

桂昌院は西陣の八百屋の娘として生まれ、
名前は「お玉」といいます。

お玉は徳川三代将軍家光に見初められ側室になりました。

そして江戸城に迎えられる時にお玉が
お興しに担がれて将軍に嫁いだことから
玉の輿という言葉が生まれたと伝えられています。

荒れていた今宮神社の社殿修復をするなど、
神社の再興にもつとめたそうです。



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