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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

アスパラ―2 

2018年01月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し














アップダウンのある道を進むが、至る所に有刺鉄線が張り巡らされている大草原のところどころに松林が残っている。そのほとんどがカラマツとアカマツだ。しばらく進んでいくとマツの幹に穴が開けられているところに行き当たり、さっそくジュンジュンの説明が始まる。それはキツツキのあけた穴で、ここではアカゲラ、アオゲラ、コゲラの3種類のキツツキがいる。そこでわたしはこの地へ移住して来てからの知識を披露した。キツツキの穴はゴジュウカラが自分の巣に利用するが、穴が大きいので入り口だけを狭くする。それはまるで左官工事のような方法で、周囲をぐるりとセメントのようなもので縁取りして入口を小さくして自分の身体に合わせて仕上げていくのだ。カラ類の鳥はシジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラといるが、ゴジュウカラが一番身体が大きくシジュウカラの50倍頭がいい。一番小さいのはヒガラで頭のテッペンにトサカのような羽がついているのが特徴・・・等々得意になってしゃべってしまった。
次の場所ではマツの幹に大きく削られている跡を発見。ジュンジュンの説明では、それは雄の鹿が角で削った跡で、その後何か所も発見できた。要所要所にカメラを設置して調べた結果、ここには約1000頭の鹿が生息しているという。狩猟期には毎年100頭くらい駆除されているらしい。ジュンジュンは持参した本物の鹿の角をだして説明してくれた。そして前進していくと有刺鉄線に鹿の角がぶら下がっていた。鹿は春になると自然に角がとれて、また新しい角が生えてくるらしい。角を持ってみるとずっしりと重い。
風が強くなった。曇り空に強い風。草原に積もった雪は強い風で吹き飛ばされるために、高く雪が積もることはないそうだ。数年前。私がパノラマラインで経験した地吹雪ほどではないが、マツ林のない場所ではかなりその影響を受ける。一時だったが前が見えないような地吹雪となった。手の指先が冷たくて痛い。そうそうポケットからスマホを取り出すわけにもいかなかった。それにしてもこの大草原の広さは圧巻であった。鹿やキツネ、ウサギなどの足跡を楽しみながら吹雪の中を進んで行くと、大きな2m角のボックスカルバートに出会った。これは浅間山の噴火に備えて置かれたもので、噴石から身を護るために置かれているという。その置かれた壁側の方向が浅間山だとわかったが、この吹雪の中で浅間山を見ることはできなかった。

つづく

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