田舎より発信

青森の教育事情 

2018年01月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


教育事情といいますか、去年の暮れに期せずして旦那の親戚が集まり、普段はめったに顔を合わすことのない旦那の母方の従兄と話す機会があり、彼は教職員をしてまして、もう年齢的に役職クラスでしていろいろと青森の教育に関する裏話を聞きました。義母の葬儀のため、実家の青森に滞在したときに実家や火葬場、お葬式などの場で旦那は喪主として忙しく動き回っている中、わたしや、わたしよりもっと面識のある旦那の妹や弟、それぞれのパートナーの方とともに、まあ、雑談です。従兄は職業柄、話も上手で、どちらかというと従兄の話を聞く、という形で、今の役職になるまでは、もちろん教員として青森県内を転々と赴任してきたのですが担任を持たない身分になったことで、こうして親戚の葬儀に顔を出せる時間が取れたようで。声をかけづらい役職のわりにわりと堅苦しくなく、雑談ぽく、従兄も、普段はあまりいえない事でも身内だということもあってか、ざっくばらんに話してました。わたしが秋田に住んでると知っているので、まずは、秋田県知事は教育に力を入れている、秋田がうらやましい(教育に関してだけだと思うけど)青森はだめだ、商業にばかり力を入れている、と。青森の海産物や農作物を売り込もうとなると、位置的に本州のはずれなので、どうしても輸送にハンデがあって、鮮度が落ちてしまう。だけど沖縄を拠点に、物流をうまくつなげるシステムを構築して沖縄のみならず、そこから海外にも短期間で運べるようになり、鮮度が高いうちに提供できるようになった、と。ならいいんじゃない?と思ったけど、従兄としてはそれよりも教育に金かけないと、青森の未来はない、という思いが強いようで。青森有数の観光地の一つである十和田湖(秋田もだけど)も、今は(お土産施設など)何もない。1度見れば十分で、長く滞在する場所ではない。と、嘆いていた、というか、切り捨ててました。わたしが「星野リゾートが進出してますよね」と言ってみましたがそれでも青森の観光を潤すほどのことではないとの見立てでした。わたしは1度しか行ったことがない奥入瀬渓流にまた行きたいし、素晴らしい場所だと思いますけどね。従兄は教育者らしく、小手先の商業より、もっと教育に力を入れなければ子どもたちの教育水準を上げなければ青森がよくならない、と、嘆いてました。まあ、秋田県も知事がいいから教育水準が高いのか、そこはよくわかりませんけど。青森県の全国学力テストは中学生は2017年で15位(秋田県3位)、小学生で6位(秋田県2位)だからそれほど悲観するものでもないとは思うんですけどね。それから、現場の話として去年ちょこっと世間を騒がせてしまった青森県内の女子高校生の家出。無事見つかって戻ってきましたが、家出の理由は、いじめがあったんじゃないか、とか、学校に問題があったんじゃないか、とか、マスコミは必ず学校のせいにしたがる、学校の方に落ち度があったから家出したんじゃないか、と突っ込んでくるそうです。でも家出の原因は家庭の問題で、全く学校生活とは関係ない、捜索願を出した親も、そこは強調してくれて学校には問題がないことがはっきりしたのですがマスコミは何かと事件にしたがるんだそうです。特に、地元の放送局や新聞より要注意なのは全国紙。A新聞は根掘り葉掘り、粗探ししたがるそうです。マスコミが来ると、教育委員会は現場が分からないから学校へ。学校は教育委員会へとマスコミの対応と生徒の個人情報秘守と立場上対応に追われることもあったそうで学校も何かと色々大変だという話をしてくれました。まあ、こんなこと、身内だけに話せるグチですね。他にも、いくつか具体例を挙げてここに書こうかと思ったんですが具体的すぎる事はまだちょっと詳しく書かない方がいいかと思い直し、すみませんが内容は伏せますが青森県内の学校に起こった事例をいくつか紹介してでも、どれもマスコミは事件性を求めてツッコんでくるけれど生徒もその保護者も毅然と、学校は悪くないこちらの責任だ、と言ってくれる案件だったので救われた、と。マスコミは公平な目で見る、というより学校に責任があれば社会問題になり、世間の目を引くことができるからそういった記事が書ければそれでよい、といった態度が見えるのでどうしても不信感を抱く、みたいに感じてるようでした。義母の不幸ではあったけれど、旦那も、旦那の妹弟も、大人になってからはめったに話したことのない従兄と思いがけずたくさん話ができてきずなが深まったんじゃないかな、と勝手に考えたり。わたしなんかも、もともと部外者だったのになんとなく仲間入りできて、ちょっぴりうれしさ感じたり。なかなか有意義な時間でした。この従兄は、これをきっかけに定期的に従兄会を開催しよう、と提案してました。わたしの立場は、旦那の家系には、正確には血縁のないただの配偶者なのでこれには何も口出しする立場にないけど旦那と、旦那の妹弟たちにはとても良い繋がりが広がるきっかけなんじゃないかな、と思いました。

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