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2018年01月17日
テーマ：男の料理

ブログのプロフィールにも書いているが、「安くて」、「美味しくて」、「簡単に」をモットーに、料理作りを楽しんでいる。
年金生活の私が、食いしん坊な腹を満足させるのには、自分で作るしかない。
毎日が日曜日の身分だから、時間ならたっぷりある。
モットーの「簡単に」は、短時間という意味ではなく、難しい技術を必要としないという意味合いが強い。
一人暮らしだから、誰も作ってくれない。
それなら、いやいや遣るよりは、楽しみながらの方が、良い結果が得られることは、云うまでもない。

昨日の昼餉は、有り合わせの食材で用意した。
農家の知人から頂いた、地元産の米で、キノコの炊き込みご飯を作った。
味噌汁に使った深谷ネギも、地元産だ。
深谷ネギは白ネギなので、今までは白い部分だけ食べ、青い部分は捨てていた。
最近、枯れていない部分を、細めの斜め切りにして使っている。
青い部分には、身体に良い成分が含まれているそうだ。
ご飯を食べるときは、味噌汁だけでなく、漬物が欲しくなる。
今回はカブの甘酢漬で、前夜、仕込んだものだ。
軽く塩を振り、しんなりさせてから、甘酢で漬けるだけなので、簡単に作れる。
自分で作るのだから、好みの酸っぱさに出来るのがいい。

最近、イカが高くて、高値安定の感がある。
それでいて、大きな物が少ない。
昨日、スーパーに、大ぶりの富山産スルメイカがあった。
その中に、ひと際、大きいイカと目が合ったので、買うことにした。
食べ方は決めていなかったが、腸（肝臓）を抜いて、それが決まった。
見事な腸だったので、エンペラとゲソで塩辛を作ることにした。
当日は食べられないが、二・三日経つと一週間近くは楽しめる。

腸を抜いても、胴は膨らんでいた。
胴を開くと、大きな卵巣と抱卵腺が出てきた。
いつもは捨てていたが、今回は大きかったので、煮付けで食べることにした。
胴は皮を剥き、二回分の刺身用に切り分けた。
切り落としは、到来物の練ウニで和えることにした。
練ウニを清酒で伸ばし、イカと和えてから、冷蔵庫で少し馴染ませた。
イカは、食感の違いを味わうために、刺身は縦方向、ウニ和えは横方向に切ってある。

夕餉には、塩辛を除く、イカ料理が三品並んだ。
先ずは、刺身から食べたが、期待に違わぬ味である。
イカに限らないが、海鮮の類は、料理をしている途中で、味の良し悪しが分かる。
続いて、ウニ和えだが、これがまた、絶品。
練ウニ自体は市販品だが、一応は手作りだから、ひと味違う。
イカの鮮度が、良いからだろう。
最後に、煮付けに移ったが、少し薄味すぎたようである。
それでも、癖のない味は、中々のものだ。
珍味と云って良いのだろう。

食べ始める前から予期していたが、ダイエット中とはいえ、ボリュームが足りなかった。
いくら、美味しいとはいえ、ある程度の量は必要だ。
そこで、昼餉に作った炊き込みご飯を、電子レンジで温めて〆にした。
一回分の刺身と、一週間分の塩辛が残っている。
少し高かったが、これだけ食べられれば、安いものである。
これも、手作りだからこそだ。

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写真
1月16日（火）の昼餉と夕餉

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