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老いてなお

子供の頃の思い出ボロボロ、……2  

2017年11月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

蠅帳(はいちょう、はえちょう)
  食事を一時的に保存するため細かい網目状で作った、
         空気をとうし虫が入らないようにした器具。
                       
「箱膳(はこぜん)」
  昭和初期頃まで全国的に使われていた箱型のお膳のこと。
  箱膳は「家族に一人一つずつ」という使い方をしました。

  箱の中には飯椀・汁椀・小皿・箸・湯呑み・
茶碗・布巾の一式を収納し、
 使用する際には蓋を返してお膳とし、その上に器を並べ、
ご飯、汁物、おかずや漬物で食事を頂きます。

そして食事が終わると、
  飯椀に白湯を注ぎ、漬物で器を洗い、
     綺麗になると小皿・汁椀と白湯を順に移し、
  最後に漬物を食べて、白湯を飲み干して、
      器を布巾で拭いて箱膳にしまい専用の棚に納める。


おひつ(お櫃)
  お釜で炊いたごはんを移して、
保存しておくための容器です。
  平安時代から使用されているともいわれている、
非常に歴史のある道具です。
  炊いたごはんを炊飯器でそのまま保存すると、
   保温している熱でごはんの水分が奪われて固くなり、
味も落ちてしまいます。
 
割烹着(かっぽうぎ)
  衣服の汚れを防ぐために羽織って着るエプロンの一種。
置き釣り針
  疎開先の田舎で行われていた「うなぎ」取りの方法。
  小指大の篠を15センチぐらいの長さに切り、
        中央にかつ糸を巻き
  さらに1メートルぐらい伸ばした先端に餌をつけた
          釣り針をつける。
  それを夕方, 川の石垣や木の根などに差し込み川に
         流し次の朝に見回る。

ど(うなぎの筒仕掛け)
  疎開先の田舎では「ど」と言って自分で
      作ったものを使いました。
  川の橋の下や木陰になってる薄暗いところに
    流されないように重しの石をのせセットする。
  前日に何箇所かセットし翌日に回収します。

紙芝居と水アメ
  昔、うちの近所の道端で紙芝居やってました。
  自転車に紙芝居を積んで、紙芝居のおじさんが
   来ると拍子木を叩いて子供を集めます。
  
「カチカチ〜」と音がするとたちまち子供があっという
  間に集まってきてみんな手にお金を握り締めていて、
    「おじちゃん!水あめちょうだい!」
     とお金をおじさんに渡します。
 しかし、お金を払えない子にはみせてもらえませんでした。
  
とうかんや (十日夜)旧暦10月10日に行われる収穫祭

 稲刈り後、さつま芋の蔓を藁で束ねて「藁鉄砲」を作り、
     地面を叩きながら唱えごとをする行事が行われる。

これは、地面の神を励ますためと伝えられるが、
    作物にいたずらをするモグラを追い払う意味も持つ。

群馬・埼玉県では、子供が藁鉄砲を持ち、
     集団で各家を訪れ地面をたたいて歩く。
 
「藁鉄砲打ちの唱えごとの一例」
       とおかんや、とおかんや
          とおかんやの、藁でっぽう
             夕めし食って、ぶっ叩け

ふんどし、
  3尺(越中ふんどし)
  長さ100cm程度(3尺)、幅34cm程度(1尺)の
 布の端を筒に縫い、その筒に紐を通した下着である。
  
女性は、妊娠時の腹帯に夫の六尺褌をしめると
   安産するとの俗信がある。→ 兵児親
  
六尺ふんどしは長さからの名称
     長さ約180cm、幅34cmのサラシ布

ねんねこ(半纏)
  幼子を寝かしつける定番「ねんねこさっしゃりませ」の
     言葉と、背負った幼子を包む
       半纏(はんてん)を繋げた言葉。  
       
幼児を背負った上から羽織る広袖 (ひろそで) の綿入れ半纏。
  欧米では「おんぶ」は珍しい風景であったらしい。

幕末に来日した外国人は「子守」と題し
  「おんぶ」の姿をたくさん記録した中に、

特に年端もいかない遊びたい盛りの子供が、
  まだ首も座らない幼子をおんぶしてセミ捕りを
    しているスケッチが印象に残った。(日向子)
  
    「ねんねこに埋めたる頬に櫛落つる」虚子

釣忍
  「シノブ」。シダの仲間の涼やかな夏草。
  それを束ねて楕円や船の形にこしらえ、
   下に風鈴をぶら下げ軒端へ吊るす。
   時々水を与えれば一夏の間、
青々とした葉を風鈴と共にそよかがせ涼しさを味わえる。


ジリ焼き(群馬県の郷土料理)

地域により「じり焼き」または「焼きもち」とも言います。

☆作り方★
小麦粉に水を入れて練り、ぬるま湯で溶いた味噌、
細かく刻んだふきのとうなどの具材を入れ、よく練ります。

生地のゆるさは好き好きで、固めが好きならあまり水を入れず、
     柔らかめが好きならゆるめにします。

重曹を入れてふんわりと膨らませる人もいますね〜。
生地が出来上がったら、フライパンやホットプレートで、
           薄く丸くのばして焼いて出来上がり!

お腹が空くと「腹っぷさげ」として
       毎日のように食べさせられました。



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単純な手作り

asi asiさん

アダージョさん

の道具、食べ物などなどが今あれば、懐かしさ、
  素朴な味などでとんぼ返りをしたいような気分です。

2017/11/30 13:24:45

結構

asi asiさん

みさきさん
美味しかったです。

焼け出されて田舎え疎開し、
   都会にはない沢山の食べ物を食べました。

今ではその時の食べ物を食べたくても、あの素朴な味は今では調味料による味付けで馴染めません。

2017/11/30 13:17:32

懐かしい

アダージョさん

asi asi様

子供の頃の生活が 走馬灯のように 全部懐かしく
頭の中を通りすぎていきます。
古きよき時代?の想い出です。

2017/11/30 10:51:18

ジリ焼き

みさきさん

画像と説明を拝見して、「似ている」と思ったのは、
昔、母が作っていたもので、名まえも解らなかった物です。母は、残りご飯も加えていました。
母は群馬生まれ、もしかすると、ジリ焼きが元になっていたのかもしれません。
後年、私の独自の(笑)バージョンは、刻みネギをたっぷり入れ、溶き卵も加えます。時には、納豆も混ぜ込み、これもなかなか。あれれ、別物になってしまいました。<(_ _)>

2017/11/30 09:09:44

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