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言語学の不思議 (バイリンガルは凄い) 

2017年11月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

二か国語を話す知人が今度は中国語を習ってみたいと言い驚いた。理由を聞いてみると、何もない、ただ思い立っただけとか。 バイリンガルの人達は話す言語で自分の性格が変わると薄々気付いているらしく、時折意識的に言語を使い分けるらしい。  面白い研究データーがある。  以下記事から抜粋 「アメリカ文化人類学」において、社会言語学者のエルビン・トリップはサンフランシスコに住む日本人女性を対象にした実験結果を発表している。 対象となった日本人女性の多くはアメリカ人と結婚しており、子供を持つ。日本人コミュニティからは離れ、日本語を話すのは日本に行った時と、バイリンガルの友人と話す時のみだ。 ここからわかるのは、彼女たちは日本語を母語としているものの、現在の環境からほとんど英語を使って生活しているということだ。  エルビン・トリップは彼女たちに英語と日本語で簡単なインタビューを行った。そこで明らかになったのは同じ質問に対して、言語が異なると回答も異なることがわかった。さらに回答の際の話し方も変化していたという。話し方に関しては、英語を話す人を見ているだけでも、表情の変化の具合やボディランゲージが使われていたりと違いがわかる。    では彼女たちの回答の一部を見てみよう。 1. 自分の将来の夢を巡って家族と揉め事になったら? (日本語での回答)それは本当に深刻 (英語での回答)私のやりたいことをやるわ 2.今後私がなりうるのは? (日本語での回答)主婦 (英語での回答)先生 3.あなたが彼女(彼)の本当の友達ならどうすべきか? (日本語での回答)お互いに助け合うべき(英語での回答)全く気を遣わずにいられる これが同一人物の回答であると信じられるだろうか?回答がほとんど真逆ともとれるほどには変化が見られる。 1と2の回答を見てみると、日本語を話す時の彼女は消極的に感じる。一方で英語を話すときは我が強い印象だ。ーーーーーーーーーーーーーーーー  面白い結果だと思いませんか。英語を流暢に話す人は確かに、ポジティブで自己主張の強い人が多い気がします。 言語って、結局その国の文化の結晶ですから影響しちゃうんでしょうね・・・・・・多分 村上春樹さんも最初の小説、日本語で書いてどうもしっくりこないので、まず英語で書きそれを翻訳したら、しっくりしたと。昔この話を聞き、いやな奴だと思っていましたが案外本質ついていたのかもしれませんね   にほんブログ村

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