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Jii−Jiiの日記

アキラとあきら 著 池井戸潤 階堂彬と山崎瑛について 

2017年09月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



第二地銀勤務中における仕事即ち資金調達(預金獲得)から、資金運用(積極的融資)から資金回収(固定債権の回収)に至るまでいろんなことを思い出させる小説ですネ

彬の父の偉大さに挑戦した晋・崇おじさんの2人の事業の拡大における失敗、とアキラとあきらの産業中央銀行での働きぶりが語られています。

東海郵船の本体から分社化したそれぞれの「おじさんの経営」する会社の倒産の窮地を、彬は本社東海郵船の社長として、瑛は産業中銀行の職員として、分社化した経営不振による固定債権の回収と本社東海郵船の危機脱失の「融資案件の稟議」は、多くの「人」を救い、彬は本社東海郵船の社長として、総合的判断で窮地を救いました。

銀行は「金」の調達と運用と回数だけではなく、多くの「人」に関わっていて、本質は「人」を第一義的に考えなければならないと強調した小説でした。

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