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独りディナー
父の日
2017年06月22日
テーマ:シニアライフ
昨日は、何をしたかなぁ。
初めて一人で過ごした日だったけど、台風が近づいたとかで、大雨の中、たくさん溜まったゴミ捨てにまず一苦労。
丁度先週の朝、主人が亡くなったので、救急車騒ぎでゴミ捨て処ではなかったから、たくさん溜まっていたのだ。
亡くなる前日まで東京から来て居た息子は、あえて亡くなった後は姉に託して、東京で仕事を続けた。
自分が理由で、周りに迷惑を掛けるのを嫌った 父親に対する、それは息子なりの「はなむけ」だったのだろう。
「今度は、父の日に来ようかな・・」と言って、前の週末に帰京した娘は、主人が亡くなった朝、駆けつけてくれて、それからずっと側に居てくれた。
亡くなってから暫く時間は有ったのだけれど、子供達が、葬儀の日は「父の日」に決めた。
再発してから二年半。
娘が「二年半掛けて、看取らせて貰った感じだね」と言っていたけれど、私達はゆっくりと心の準備が出来たし、主人は人生の整理をする事が出来たのだろう。
亡くなってから、子供達が助けてくれたのは勿論だけど、事前に主人が準備して置いてくれたので、葬儀のためにバタバタする事も無く、ゆったりと時間が過ぎていった。
元々、私は儀式張ったことは得手では無いので、葬儀はしないつもりだったのだ。
でも、何かの折に、主人が学生さん達とお別れをしたいんだなと思えたので、あえて葬儀をすることに決めた。
たくさんの卒業生達が、東京や筑波などから訪れてくれて、愛知県で就職した人達の多くは、お通夜と告別式と、二度とも足を運んでくれた。
東京から、大学時代のお友達や、かつての職場の方々が大勢いらして下さって、私は準備には参加しなかったくせに、久々にお会いした方々と懐かしい時間を過ごしたのだった。
そして、私達家族がご挨拶している横で、主人がずっと弾き語りを続けていた。
病気のことは、ごく親しい人にしか言ってなかった。
だが、たまたま中学、高校 大学のクラス会の案内が、春先に続々とあって、初めて「病気療養中の為、欠席します」と返事をして友人達を驚かせ、しばしお見舞いのメールが飛び交っていた。
今までの主人は、交友関係も淡々としていたのだが、友人達から届く文面の優しさは、余程嬉しかったらしく、「又、こんなメールが来たよ」と、私にも見せてくれたりしていた。
そのお陰で、主人が亡くなった後、私はすぐに友人達に連絡することが出来たのだった。
当地では余り親しい人が居ないので、会場の受付を誰に頼もうか、と言うのが唯一の懸念だったのだが、幸い三人の甥達が、東京と札幌から駆けつけてくれて、式は滞りなく終わったのだった。
「さすがの叔父さんも、受付の手配はしてくれなかったからねぇ」とお礼を言う、さむい叔母さんにも、優しい甥達は笑ってくれた。
お通夜の夜は、甥達とそれに姪も加わって、娘夫婦息子夫婦と一緒に思い出話をしてくれたらしい。
私は先に別室で休んでいたのだが、そのうち息子のギター弾き語りの大きな声が、夢うつつに聞こえてきた。
従兄弟達が部屋に引き上げた後、息子が父親の前で延々と歌い続けたらしい。
この親にして、この子あり、である。
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喜美さん
半年ですか・・。
そんなにお近くな訳でも、無かったですよね。
さすが、ですね。
我が家では、一昨日の夜に、娘が来てくれて、昨日は急ぎのお役所仕事は大体片付けてくれました。
たった、二日間でもこんなに楽しかったのに、半年とはねえ。
2017/06/24 20:14:58
子供は良い
貴女を慰めなければならないのに
自分のこと思い出してしまいます
お互いに良い子供で良かったですね
私がお勝手意外全く出来ないので
(させてくれなかったので)
銀行の事 税金 市役所 電気水道支払の手続き何から何まで二人の子供がしました 私はサインしなければ駄目な所だけやりました 一番良かったのは
娘が半年我が家に泊まり自分の家には
お勤めのように通い洗濯から掃除
夕飯の支度(相手が来て夕飯食べると
又こちらに来て泊まってくれました)
淋しさどころか楽しさ感じました
もともと静かな主人隣の部屋にいる感じでした
子供育ててお互いに良かったですね
2017/06/23 05:38:25
吾喰楽さん
コメントありがとうございました。
次第に、内容がリアルになったせいでしょうか・・?
それとも、吾喰楽さんのご経験と、重なる部分があったのかもしれませんね。
親身になって読んで下さって、ありがとうございます。
2017/06/22 20:36:59
師匠
コメントありがとうございました。
加藤登紀子の歌ですか・・。
何となく頭の中で、想像してしまいました。
やっとブログを書く気力と、時間が出来ました。
子供達は、私が呆けるのを心配してか、盛んに「小説を書けば」と言います。
師匠に、ちょっと文章を褒められると、何だか木に登ってしまいそうです。
2017/06/22 20:34:58
澪さん
コメントありがとうございました。
主人は、何時も私の中に棲みついているので、悲しみは今の処無いのですが。
色々な面白いエピソードを主人に伝えられないのが残念です。って、元気なときも、無口な主人とは、会話なんて殆ど無かったのですけれど・・。
2017/06/22 20:31:46
彩さん
コメントありがとうございます。
事後整理が色々あるらしく、今晩は娘が来てくれます。
今、新幹線の中かな・・。
事務能力の無い母親を、子供達がカバーしてくれるのは、ありがちです。
私は、落ち着いたら、いつ頃から東京に行こうかな、等とお気楽に考えています。
2017/06/22 20:29:25
家族
「ありがとう」を拝読した時、極めて冷静に訃報を受け止められました。
ご主人の「弾き語り」をユーチューブで拝聴し、ご主人の想いを知りました。
今回の「父の日」で、ご家族の想いの一端に触れました。
淡々と書かれているシシーさんとは反対に、回を重ねるごとに、冷静さを失いつつある自分を感じています。
2017/06/22 15:34:55
この親にして、この子あり
正にそうですね。
息子さんの、ギターの弾き語りに、万感の思いが、こもっているように思いました。
それは、言葉を何百と連ねるよりも、はるかに雄弁です。
葬儀の一部始終を語る、シシーマニアさんの文、これもいいです。
(すぐに論評したくなるのが、私の悪い癖で……)
悲しみに際し、激することなく、もちろん、打ちひしがれることもなく、
自分を客体視するが如くに、淡々と語るところが……です。
「歌は、語るように歌え」
かつて、森繁久弥が言っていました。
私は、上の文を、さながら、歌を聞くが如くに読みました。
リフレインを交えつつ、低音で唄われる、バラードのようにです。
歌手はそう、加藤登紀子がいいかなぁ……
2017/06/22 13:40:02
人生の整理
>2年半掛けて・・・ 心の準備が・・・ 人生の整理が・・・
淡々としたお言葉の中に、さぞかしお辛かった
2年半だったと・・・
頼りになる息子さん娘さんもおいでの事です。
これからはシシーさんご自身の人生を楽しむ時間です。
独り身ならではの、出来る事を探して・・・
ご主人様はいつも心の中で帯同されてますものね♪
2017/06/22 11:13:48
また、ゆっくり書かせていただきます。
大切な人が逝って、一週間ですか…。
一人になって、疲れを感じる頃だと
思います。
雑多なことや、期限がある法的手続き
があることでしょう。
ご主人様が心配されないよう、しなければ
ならないことはして、後はゆっくりと
取り掛かればイイでしょう。
また、落ち着かれたらゆっくり
おしゃべりいたしましょうね。
2017/06/22 09:04:49