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人間観察そして恋そして小説も
人権の反故
2017年06月02日
テーマ:テーマ無し
あの週刊新潮が報道した記事は皇室眞子さま婚約相手の小室さんの周辺状況について。「週刊新潮」は横浜市職員(建築吏員)だった父親が、勤務を休みがちだった状況ののちに自殺していたことを報じている。眞子さまと秋篠宮家がすべて承知のうえでかどうか分からないが、ほかにも良縁で良かったと率直に喜べない周辺状況もあるようだ。「いずれわかることを秘密にすることになんの意味がある?女性宮家など論じるなら厳正に精査が必要だし、そうでなくとも皇室の親戚として公の場に出られることが多いはずだ。芸能人の結婚よりはるかに公的な関心の対象だろう。欧州のマスコミなら徹底的に問題がないか洗うだろう。皇室なんてどうでもいいと思うなら別だが」最悪なのは、結婚されてからいろいろ問題が出ることだ。いきなり婚約発表などせずに、「結婚も念頭にお付き合い」といったあたりからはじまり、マスコミにいろいろ書かれながら、本人も周辺も国民を納得させられるか試練を受けて、そのうえで最終的には国民に祝福されるというのが、ヨーロッパの王室の結婚だが、そういうほうが良いのではないかと思う。とまあ、こんな内容の記事。一見大局観を表に出した風でありながら強烈に皮肉っている。書き方が(こすい)自説を述べず、いわゆる国民を表に出し、国民が許さないか知れないぞ、と正義の味方を装っている。確かに皇室は特別だ。しかし眞子様は一般の人に嫁ぐのであって、一般の人が皇室に入るわけではない。筋論がそもそも違う。自殺した親の子は(ダメ)な家庭環境になるのか?清廉潔白な人生、家庭環境でなくちゃいけないのか?新潮ははからずの、自らの口で(封建的)な社風を表に出してしまっている。本人同士が好き合っていればいいじゃないか。そもそも結婚とはそういうものだろうに。眞子様が女性天皇になり、その伴侶を選ぶとなれば確かに(封建的)で厳正な過去洗いが必要になるかもしれないが、今回はそれじゃない。些細な問題を大きな問題に仕立て、大スクープにしたいのであろうが、それこそ三流週刊誌が思いつきそうな記事だ。はーー新潮さんためいきが出ますよあたしゃ、新潮発刊の文学本まで買うのを躊躇うほど呆れちゃってます。記者魂の命は(人権)の保護じゃないんですか。あんた達のやってる事は人権の反故だと、思わないのかなあ・・・ にほんブログ村
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