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晩春　

2017年04月24日
テーマ：テーマ無し

朝のうち薄曇りで、やがて晴れ。

朝鮮半島の緊張に比べ
穏やかな初夏の陽気に空を見上げる。

有事も明日が山場かな。

このところ
脚力が一段と弱まってきたような…

やはり人間は
Ｑさんのように
農作業を続けることが
本来の行き方なのだろう。

Ｑさんのブログを読んでいると
後ろめたくてならないわさ。

都会とは
基本的に若者たちが活動し、暮らす場所で、
老いたドブネズミが生きて行くには
それ相応の覚悟と開き直りが必要か。

街なかを
ベンツのオープンカーに乗った
同世代かと思われる老夫婦を見たが、
羨ましいとは思わなくなった自分に気づく。

学生時代、
通学途中の自動車販売店頭に
トヨタの2000ＧＴが飾られていて
いつも足を止めて見入っていたっけ。

その車の値段は、
当時の大卒初任給の４年分だったと思う。

まさに夢の車だったが、
その車でゼミの合宿に来た医者の息子がいて
越後から出てきた貧乏百姓の息子は
世の中の仕組みを思い知らされたっけ。

そこから頑張って
いつか自分もあの車に乗るぞ、は
ドラマの筋書きで、
あれは別な世界の人種だから
頑張っても無理だわさ、なんてね…

カネ無し、コネ無し、能力無しが
都会で生き延びるためには
サービス残業や休日出勤を続けることしか
思いつかなかったわい。

でもそれは
暗い青春の毎日ではなく、
結構楽しい暮らしだった、と思う。

今では、仕事は仕事、生活は生活、と
区分けするのが当たり前だが、
仕事と生活が一緒になると
案外、楽しいんじゃないだろうか。

まあ、
家庭を持たなかったからだろうけれど…

今週末から黄金週間かあ、
街は静かになっていいけれど、
それだけ田舎者が多いってことか。

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