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雑感日記

日本の大企業 大丈夫? 

2017年04月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



★ 私も一応は大企業と言われる『川崎重工業』で育ったので、大企業のいいところも弱点も何となく解っている積りである。
昨日の土曜日、テレビでこんな番組をやっていた。
解説されていたのは中国人だが、日本の大学の先生で、ちょっとお名前は失念してしまったが、テレビに出られるのだから有名な先生なのだろう。
仰っていたことが非常に納得できて、核心をついている と思ったものだから、カメラで画面を撮ってみた。
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 『日本が強い部分はもうからない。東芝はその典型』 と言われている。
 日本が得意とする分野は、生産・製造の分野で『量産事業』の1970・80年代時点では『生産技術』が量産分野を支えて、それが日本の国力増進にも繋がったのだが、量産設備など世界で一般的になった現在では、生産分野などの先進性の価値が相対的に下がってしまったのだと思う。
それなのに、何時までも『メーカーという機能』に拘り続けているから『遅れてしまう』のだと思っている。
今の時代、利益率の高いのは、開発とマーケッテングの分野だと言われているが、全くその通りである。
私がいた『カワサキの二輪事業』もこの問題に直面していて、私なりにいろいろ申し上げてはいるのだが、『流通・マーケッテング・その仕組み』の分野は、どうもプロが育っていないのでなかなかうまくいかないのである。
開発の分野には、なかなかのプロも育っているので、今はその商品力だけの事業になってしまっているように思う。
然しこれは『カワサキ』だけではなくて、日本の大企業に共通している弱点なのかも知れないのだが、そんな『事業そのものに対する危機感』を『経営者の立場の方』がどうもお持ちになっていないのではと思うのである。
ちょっと厳しく言うなら経営者がサラリーマン上がりのアマチュアばかりで、職位だけは経営者だが『経営のプロ』とは言えないのかも知れない。
このままでは第2のシャープや東芝が出るかも知れないのである。
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『日本企業内での調整力』の典型が『ほうれんそう』などと言われたいる単に社内だけの報告・連絡などを密にしてという日本独特のものだと思うが、私は現役時代からマーケッテングの分野では、これが一番ダメだと思っていた。
部下の報告など『ホントのこと』など一番大事な『上に言いにくいこと』が間違いなく抜け落ちている報告ばかりだから、『役に立たない』のである。それをチェックして正確に情報収集するのが『マーケッテング』でそれは単なる『調査データー』などとはちょっと違ったもっと高度な分野なのである。
部下の考えていることを上司が『報告を受けないと解らない』ではダメだと私は常に思っていたし会議よりは雑談のほうがよほどましだと今でもそう思っている。
『最近は国際分業が主流』と言われているが、確かに外の『ホントのプロたち』と繋がりが一番大事なのである。
日本の大企業は全体の体質が『同業者が群れる構造体質』でそんな中ばかりでのお付き合いだから、『利権』などにしか繋がらないのである。
『異種・異質・異地域繋がった活動』こそが必要で、昨今はそれがネットの世界で簡単にできるから、オモシロい時代なのである。
そんな風に思ったのでNPO The Good Times というNPO法人を立ち上げて『異種・異質・異地域を繋いで』世界展開できる仕組みだけは既に完成しているのである。 http://www.thegoodtimes.jp/
でも、日本の大企業はそんなことに気付いていないので、20年来同じことを繰り返しているが、それは『20年遅れてしまっている』とも言えるのである。
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『顧客のニーズ』ここで言われている『顧客』は、Customer (取引先)ではなくて、Consumer(末端の消費者)なのである。
『顧客の満足』とは一時よく言われたが、日本では Custome Satisfaction (取引先の満足=利権)と堂々と言ってて、ある意味正直なのである。
私のカワサキの現役時代のCSは、明らかに Consumer Satisfaction を明示していたのだが、今の現役諸君にそんな感覚があるのだろうか?
どうも『身内の販売店』=Customer ばかりを見ているように思えて仕方がないのである。
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 いまの世の中は、簡単にホントのプロたちを繋ぐことが可能なのである。
 身内を繋ぐのもいいのだが、外部のホントのプロたちと『手を組む』ほうがいい。
 
★この番組に非常に興味を持って、こんな写真まで撮ってブログにアップしてるのは、ずっと私が言い続けてきたことを、この中国人の先生が、上手く纏めていって頂いているからである。
そのベースにあるのは『インターネット』のネットの世界なのである。
ネットの世界の情報は貴重で具体的に役に立つことを『日本の大企業』や『行政』だけが解っていなくて、就業時間中はネットが見れないような規制が敷かれているのも、時代遅れも甚だしいし、自らの従業員を信じていないのだと思っている。
去年来、『ネットの力』で世界や東京を動かしているのがトランプさんや小池百合子さんなのである。
是非、日本の大企業も、このような現実に目覚めて『儲かるような分野』=流通・マーケッテング 分野に目を向けるべきだと思っていて、古巣のカワサキも、私だけでなくテレビで大学の先生が言われていることだから、一度よく考えられたらいいと思う。
そんな『危機意識』を経営者の立場の方たちがまず持たれるべきで、そうならないので『東芝の悲劇』や『シャープ』が現実になったのだと私は思っているのであtる。
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