人間観察そして恋そして小説も

228話 歌麿の話その1 

2017年01月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「京極さんは地球人です、湯原より前に地球に エポック星人が来た事実はありませんし」苦笑しながらゆいも、歌麿エポック星人説をやんわり否定すると「どんなわけがあるにせよ、あの湯原が興味を 持った事は事実です。その訳をどうしても追 及しなければなりません。運がよければ、そ こから湯原の弱点がわかるかもしれません」「なるほど、大枠私が思った通りだが、まさか 私がメインだったとは思いませんでしたよ、 しかし、これで今回のこの面倒くさい事件の あらましがつかめましたよ」「なんだ、歌麿お前あいつらの計画がわかって いたのか」斎藤が大声で叫んだ。「ほら、やっぱエポック星人だよ絶対」また杏が茶化す。立ち上がりそんな三人の掛け合い漫才にも似た話を苦笑しながら聞いていた三田村は、頭を振った。また話が脱線しそうな予感がしたのだろう。「凄い、その推理、私達にも披露していただけ ませんか」今度は美里が話に加わって来た。「私の言った通りでしょ。彼の推理力は人並み外 れています」ゆいが、美里に勝ち誇ったように言うと、美里が「ホント、ほんと」と小さく囁いた。これだけの材料で、今回のこの奇想天外な事件の種明かしができるか、美里は本当に歌麿から聞きたがっているようだ。「じゃあ、話の続きは歌麿さんからしていただけ るかしら」ゆいが歌麿に手を差し伸べ、ぜひ話を引き継ぐよう勧めてきた。「いいですよ」歌麿もまんざらではないようだ。 続話→   にほんブログ村 心理学 ブログランキングへ

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