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衝撃手記・柴田大輔の「聖域」と見立真一 

2016年12月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


工藤明男が本名の柴田大輔の名前で書いた「聖域 関東連合の金脈とVIPコネクション」という本を読んだ。今回の本は、関東連合がどのように経済活動に関わり、成り上がっていったかを記録する経済編にあたり、もう関東連合に関して書くことはないだろうとの、前書きで始まっている。 ● 見立真一とペルー関東連合が関係する事件には、以前から興味がそそられた。・西新宿の午前4時過ぎに、韓国食材の輸入商社に勤務する金村剛弘(たかひろ)こと、金剛弘氏(32)が集団でバットで殴り殺されて、いまだに犯人が捕まっていない死亡事件。 ・六本木で朝青龍が客の女性に手を出し、「もう来ないでくれ」と言った関東連合の川名毅を車の中に監禁拉致し殴って重症を負わせた事件。・六本木のクラブで海老蔵が5、6人に暴行を受け、「顔面修復不能の重傷」とまで言わ れ、大騒ぎになった事件。 ・最後に、目だし帽をかぶった約10人の男に金属バット等を使われ、実は人違いで藤本亮介さんが殺されてしまった六本木クラブ襲撃事件。見立真一は、この事件での逮捕を恐れ、海外に逃亡した。 事件に興味を持ち、関係する本は色々読んできたので、おなじみの事件、おなじみの人物が多く、とても興味深く読めた。約480ページもあり、読み応えがあり、その割に税抜きで1380円というのは、安いものだと思った。 しかし、関東連合の本に共通して言えることだが、本の中にNとかKとか仮名の人物が多く、逆にそれが事件をわかりにくくしている。ストレートに書くわけにはいかないのだろうが、面白いのは、一方で仮名で書いている人物が、他の著者の本では実名になっている。それって比較するとわかってしまうので、あえて仮名にする必要があるのか疑問を感じる。??ところで、六本木クラブ襲撃事件で海外に飛んでいったいどこで何をしているのかほとんどわからない見立真一の事も詳しく書かれていて、驚いた。見立真一の写真は、みれば見るほどとんでもない顔をしていて、まるでヘビのような顔をしている。しかし事件の後は、身の破滅を感じ不安で半泣き状態だった。 見立真一は、フィリピンに逃げたというのはニュースで読んでいたが、一時期ペルーにもいたと書かれている。見立が逃げなくてもいいように、安心して一生暮らせる国籍を取る目的での選択とのこと。しかし、ペルーは暑すぎて本人が音をあげてしまったようだ。 現在はフィリピンの離島で、反政府ともマフィアとも言われる集団にかくまわれながら、酒にも女にも手をださず、今はおとなしくしているとのこと。これだけ関係者が情報を公開できるのに、警察は海外に飛んだというだけで、手も足も出ない状態になってしまうのか?これでは、犯罪を犯したら海外に逃げたもの勝ちになってしまうのでは? ● 逃げたホリエモン他にも、意外な有名人の話がでてくるので、面白い。著者が少年院にはいっているときに書いた論文に、興味をもったジャーナリストの櫻井よしこが、共著の形で出版の話を持ち掛けていた。柴田本人は、「”共著”の形が気に入らなかったし少年犯罪に対する櫻井さんの考え方にも違和感がぬぐえなかった」と乗り気ではなく、共著は実現しなかった。 後で、櫻井よしこから「あなた、これから何をしていくの?」と聞かれ「AVのプロダクションをやらないかと誘われている」と話したら、「AVは犯罪よ」と言われ、「いや、必要悪じゃないですか?」「いえ犯罪です」とのやりとりをし、AVや風俗とは無縁の育ち方をしてきた人とは、住む世界も価値観も違うと思ったという。 ホリエモンこと、堀江貴文が絶好調のとき、彼は渋谷の沖縄料理店の個室で女性数人と戯れて飲んでいた。著者が挨拶したのだが、意にも介しない。ついでに、ホリエモンの連れの女性がからんできた。これ以上の侮辱は耐えきれないと、著者は30分ほどで席を立つが、車で待機していた石元太一やRに、「太一、R。店内に行って、もう一度堀江を連れてこい!」と指示を出した。2人が店内に入ると、ホリエモンはあっとゆうまに裏口から逃げ出していた。2009年に破産宣告を受けた、人材派遣会社グッドウィル・グループの 前会長・折口雅博。80年代後半のニッポンバブルの象徴であり、狂乱乱舞のジュリアナ東京を立ち上げ、その後アジア最大のディスコ「ヴェルファーレ」をオープン。日雇い派遣業、介護事業での成功から失墜した。 折口雅博がグッドウィル・グループの 会長だった時に、彼の女子高生趣味(制服や写真)をネタに関東連合の関係者が金を脅し取っていた。柴田が「折口さんの持っている物件の部屋に、制服とかコスプレの衣装があったとしても、直接的には折口さんの趣味の証拠にならなくないですか?」と問うと、「それがあるんだよ。これを出したら折口、終わるよ。キャッキャッキャッキャッ!」その事を放置もできないので、柴田がビジネス面の話しもからめ、脅迫者と2500万円で話をつけた。顔面にまでタトゥーを入れていて、作家、地下格闘家の経歴を持つ瓜田純士(うりた じゅんし)。彼が関東連合に関して書いた「遺書」という本がある。柴田大輔は、関東連合でもない信用できない純士の書いた本を仲間内では「うしょ(うそ)」と、呼んでいると書いてある。『これはうまい!』と、思って笑ってしまった。 個人的には、「遺書」という本は見立真一のとんでもない残虐ぶりや性格が描かれていて、別の意味で貴重な本と思う。「遺書」によると、見立真一はかつては高校1年生の模試ではほとんどトップを取って休み時間はいつも図書館で難しい本を読んでいるよう少年だったという・・・・・・。その頭の良さを活かしつつ、彼はこの先どれぐらい海外で逃亡生活を継続していくのであろうか。 参照:聖域 関東連合の金脈とVIPコネクションPR:恋ジェルって何?【ラブコスメ】     

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