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独りディナー
がっちゃ、がっちゃ、と・・
2016年10月28日
テーマ:シニアライフ
毎日は、確実に過ぎていく。
今の私にとっての課題は、バッハである。
近々開催される某コンクールの審査の為に、毎日せっせとバッハを練習している。
つまり、真面目な私は、課題曲は自分でもある程度弾けなくては、という基本精神で、バッハの曲を練習しているのだ。
バッハ作曲、平均律ピアノ曲集から任意の一曲、と言うのが課題の一つ。
受験者が何を選択しているかは、その時にならなければ解らない。
そもそも、平均律ピアノ曲集とは、よくベートーヴェンのピアノソナタと並んで、旧約聖書と新約聖書に例えられるくらいに、重要な位置を占める曲集である。
勿論学生時代に、一曲ずつ勉強していくのだけど、まあそれは勉強の過程である。
全曲を演奏会で取り上げたり、CD録音するピアニストはいるけれど、余りリサイタル等では取り上げない。
演奏会のプログラムに載せるには、学究的過ぎるから・・。
音大で教えていた頃は、大体毎年試験で学生達の演奏を聴いていたけれど、音大を辞めて久しいし、忘れている曲もある。
一巻と二巻で48曲、それぞれが前奏曲とフーガの二曲からなっているので、全96曲。
中学の頃、訳もわからずに弾いていたのに比べると、弾いていて楽しくはあるけれど。
そして、それに加えて、同年代の生徒さん達との、例のラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第二番の、合わせが有る。
何とか編曲は終わったけれど、合わせるためには、勿論事前の自主練が必須である。
年齢を重ねると、練習後の疲労感が若いときとは違うのだと、つくづく感じる昨今である。
見たい映画も今は、中井貴一バージョン、福山雅治バージョン、モックンバージョンと、めじろ押しなのに、中々出かけるゆとりがない。
かつては、練習して、映画見に行って、走って帰って夕食の支度して、なんて生活を普通にしていたのに・・。
シニアは、分相応と言う言葉を、しかと受け止めねばならないのだなぁ。
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喜美さん
おはようございます。
コメントありがとうございました。
私は気が小さいから、準備だけはしておく事にしています。
でも、この年になると、その準備もそれなりに楽しくなりました。
若いときと違って、時間はかかりますけれど。
2016/10/29 06:32:08
審査員
唯私が聞きながら何かしているのと
訳が違いますね確り聞き逃さず
真剣ですもの 其れには自分も
復習するわけですか当たり前でしょうけれど中々出来ないですね
シシさんは百歳までぼけないから
安心して審査してください
2016/10/29 04:50:14
村雨さん
基本的に真面目ですので、残念ながら天才からはほど遠いですね。
誰にでもできる、努力はしておくか・・、というスタンスです。
ヌレエフのドキュメンタリは、衝撃的でした。まあ、BBCなので、全部は解りませんけれどね。
村雨さんが、彼の亡命直後にご覧になったのは、きっと最盛期の頃ですね。
そういえば、ローラン・プティの「ボレロ」もユーチューブに載っていました。一度ベジャール体験すると、他にあり得ない気分になりますが・・。
プティの振り付けは、コンテンポラリーでは無いのですね。
2016/10/28 21:41:02
お元気ですよ。
審査員をするにも、ご自分でも弾いておく。大変なことと言ったらいいのか、あるべき姿なのでしょうか。はじめて知りました。そういうことに縁がないものですから。
ともあれ、ラフマニノフにしろ、いろいろと人並み以上に意欲的だなと思います。
くれぐれもご自愛のうえ、お励みください。
2016/10/28 20:24:57