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7月3日 自然愛好友の会オフ 小下沢から堂所山・陣場山(2/3) 

2016年10月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:自然探訪

 尾根道を登りだして直ぐ、水色の綺麗なアジサイがあった。ガクアジサイではなく、花全体が装飾花で園芸種のアジサイと同じだ。人が植えるような場所でもないので、ヤマアジサイなのだろうか。少し登ったところに尾根のコブがある。皆は忠実にコブを越えて行ったが、遅れて歩いていた自分は北側に巻道があるのを承知だったので、それを歩いて先回りした。そのコブの鞍部からはしばらく急登になり、汗が吹き出す。急登は15分程で徐々に傾斜が緩くなり、しばらくは歩き易い尾根道になる。その後再び高差30m程の急登があるが、それを上ると、堂所山山頂までは緩やかな登りだった。最後の急登の途中にも、水色のアジサイが咲いていた。
 12時38分。堂所山標高733mに到着。山頂には腐りかけたベンチがあったが、日差しを避けて木陰にシートを広げて昼食とした。3年前に来た時は北側の展望が良く陣馬山もよく見えたが、また樹木が伸びたのか少々見通しが悪くなっていた。他の方角は樹林で全く展望はない。山頂には6,7人の登山者が居た。堂所山は、ハイカーの多い陣馬山と高尾山を結ぶルートの途中にあるが、そのコースを歩く人は殆ど巻道を歩くので、山頂を踏む人は僅かだ。
 30分ほどの昼食休憩で堂所山を後にした。300mほど尾根を下ると、堂所山頂を巻いている縦走路に出る。やはり、人気ルートだけあって、この道に入ってからはハイカーが多い。1時36分底沢峠を通過。北に下れば陣場峠下バス停。南に下れば、底沢集落を経て相模湖駅に通じる峠だ。この峠は大きな鞍部ではなく、前後のアップダウンも小さい。その先の、道端ではキヌタソウの花を見かけた。緩傾斜の尾根を上って、10分後名王峠に着いた。峠には飲料を売る茶屋があり、トイレもある。茶屋は3年前の9月9日に陣馬山から相模湖駅のルートを歩いているが、その時は月曜日だったからかもしれないが閉まっていた。この峠は鞍部ではなく尾根のコブの上の様な場所だ。峠からは、相模湖駅方向に伸びる尾根道が分岐している。ここで小休止し、陣場山を目指す。
 2時5分、奈良子峠を通過。北はやはり陣馬高原下、南は陣馬の湯を経て藤野駅という指導標があった。763mの標高点が書かれている小ピークは南面の巻道を通った。その後は陣馬山の山頂手前まであまり傾斜はない。2時44分、栃谷尾根の分岐に到着。陣馬山山頂までは0.1kmの指導標がある。そして最後の階段を登り、2時48分白馬の彫像のある標高855mの陣馬山に着いた。残念ながら富士山山頂は雲に隠れていたが、裾野に至る斜面で位置は分かり、その手前は道志山塊の尾根、そして南に一部雲が掛かっていたが丹沢山塊が望めた。更に北には大岳山、西には扇山越しに小金沢連嶺と、大展望が見られた。暑かったので、仲間は到着するやいなや山頂の茶屋で氷水を注文していた。自分はちょっと腹具合に不安があったので、持参した冷やした麦茶で我慢した。山頂の直ぐ手前では、ウツボグサの紫色の花が見られた。
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写真は「明王峠の茶屋」と「陣場山からの富士山」



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