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ぼけ防止・昭和を振り返る-? 

2016年10月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



昭和17年

(^^♪藍より蒼き 大空に 大空に  たちまち開く 百千の
   真白き薔薇の花模様   見よ落下傘 空に降り
      見よ落下傘 空を往く 見よ落下傘 空を往く〜
             (空の神兵)
【背 景】

昨年12月の開戦以来、旧日本軍は数ヶ月で、フィリピンの首都マニラを占領し、スマトラのバレンバンには落下傘部隊を降下させて油田地帯を確保している。

その様子を唄ったのが冒頭の歌(空の神兵)である。

勢いづいた旧日本軍は、その後も進撃を続け、ジャワ・ビルマ・ニューギニア、更には赤道を越えたラバウルまで占領地を広げ、東南アジアと西部太平洋の要地をおさえて第一ラウンドを終えている。

しかしこの時点では、緒戦の大勝利に酔った政府と大本営は、戦争を終結させることなどコロリと忘れ、このあとも、陸軍は対ソ戦を視野に、そして海軍はミッドウェー・ハワイの攻略を目論み、陸・海統一作戦の見通しのないまま時を過ごすこととなる。

そんななか、米軍が4月18日に突如日本本土に初空襲を仕掛け、軍部の度肝を抜くことになる。この攻撃による物的損害は大したものではなかったそうだが、それにもましてショックだったのは、天皇のまします皇居の上空に敵機が飛来したことである。

この事実は軍の威信にかかることであり、ここに世紀の一戦とされる「ミッドウェー海戦」へと引き出されるも、この戦局で大敗北を喫した旧日本軍は、それ以降の戦いでは、ジリ貧へと追い込まれる事になるのである。
   
よって大政翼賛会は「大東亜戦争一周年・国民国民決意の標号」を募集し、以下を選定している。
                ↓
          「欲しがりません勝つまでは」
          「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」
          「さあ二年目も勝ち抜くぞ」

【出来事】
 
 1月・日独伊新軍事協定締結  ・マニラ占領
 2月・衣料切符制 都会で一人100点(背広50点・ワイシャツ12点ほか)
 4月・シンガポール占領 ・本土初空襲(東京・名古屋・神戸など)
 5月・翼賛政治会結成 ・金属回収令発動(仏具・梵鐘まで強制供出)
 6月・ミッドウェー海戦(6/5〜7) ・関門トンネル開通
 7月・全国中等学校野球、中止 ・加藤隼戦闘隊長(加藤建夫中佐)戦死
     ?エンジンの音 轟轟と 隼は往く雲のはて
      胸に輝く 日の丸と 胸に描きし 赤鷲の
          印はわれらが 戦闘機〜

【歌・映画】

  <歌>
 「新 雪」  ♪紫煙る新雪の 峰振り仰ぐ・・・・(灰田勝彦・唄) 
 「空の神兵」 ♪藍より蒼き 大空に 大空に・・・(四家,鳴門・唄)
 「南の花嫁さん」♪ねむの並木を お馬のせなに・・(高峰三枝子・唄)
 
 <映画>
     「新 雪」「母子草」「父ありき」「マレ―沖海戦」

 独断と偏見で綴る昭和17年である。(つづく)

    

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