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子どものころは・・・ 

2010年04月27日 外部ブログ記事
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 現役から離れて遠いババちゃんたち、一時三人寄れば必ずボヤいていた話題があります。
   いまどきのオヨメちゃんのきついこと
   若いころ鬼のしゅうとめにつかえて、今はオヨメのご機嫌うかがって…いやな時代になったものね。
 だけどそんな気風の娘世帯を育てたのは、だれあろう自分自身だったのをちゃんと自覚しているので、
 最後はみんなで笑い合って終わるのですが、それからまたひと時代たった今はどうなんでしょう?

 食糧難の町中に住んでいた子ども時代、農家の友達に招かれたことがありました。
 田んぼの中にそびえる御殿のような三階建の家にも驚いたけど、
 小娘のわがままに笑顔で従う義姉のお嫁さん、まるでお姫様と腰元をみるようでした。
 一家の長は権力絶大なのに、その妻の無力なこと。
 あの義姉さんの娘は、きっと気丈なお嫁さんになってるんじゃないかしら。

 世の中すべてが縦割り社会、小学校でもそうでした。
 軍隊式スパルタ教育にのっとって、裸足で雪の校庭を二周三周、滑る足裏がぴりぴり針をさすように痛かったなぁ
 若い女教師がなぎなたを持って、ランランと目を光らせて立ち番してるから、サボることもできないし。
 「あのときはゴメンね、私も若かったから。」と後日クラス会に出てきたとき謝ったけど、先生はそれきり姿を見せません。

 そして今だから白状するけど、
 あの奉安殿なるもの。
 その奥にうっすらとまします人影は確かに人間に見えるのに、アラヒトガミという名の神様だと教えられて、
 通るたび写真に最敬礼、神様の話に触れただけで何をおいても直立不動。
 それはキビしくて真っ白な子ども心に沁みついた一番の?でした。
 一度だって顔も見ず、話もせず、ましてや一緒に遊んだこともない神様より、バぁちゃんのほうがよっぽど好きだから言うこときく。

 寒い教室、怖い先生。
 お腹を空かして、田んぼと畑と肥やし運びと軍事教練ばかりの授業時間。
 与えられた環境に黙って従うしかなかったみんな、ほんとはびっくりするほど強かったのです。
 1%の上流家庭と99パーセントの下層階級で成り立っていたあのころに比べれば、どんな逆境にも耐えられそうなのに、
 自由の風が吹いてみんな平等になったとき、一億総中流はもうもとへは戻れない。

 ・・・これもボヤキ?
 なんと言われてもかまわずちょっと誰かに聞かせてあげたいな
 ふと昔の耐乏生活をしのぶときは不思議にピリッと活が入るので、私にはとても貴重な時間になっていることを。
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