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小春日和♪ときどき信州

本・奥田英朗 「向田理髪店」 

2016年09月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





 内容紹介
次々起こるから騒ぎ。過疎の町は、一歩入れば案外にぎやか。
北海道の寂れてしまった炭鉱町。
息子の将来のこと。年老いた親のこと──。
通りにひと気はないけれど、中ではみんな、侃々諤々。
心配性の理髪店主人の住む北の町で起こる出来事は、他人事ではありません。
可笑しくて身にしみて心がほぐれる物語。


向田理髪店 
祭りのあと 
中国からの花嫁 
小さなスナック 
赤い雪 
逃亡者


               

 読書備忘録 

そういえば・・・夕張?
そっかそっか・・・って、読んでいた。

そして最後の逃亡者で感動した。

苫沢町で、子供のころから優秀だった秀平が東京で事件を起こし、指名手配に・・・

みんなやさしいのよね。

母親が自殺しちゃうんじゃないかって心配する声に、スナック大黒のママは 奥さんは大丈夫ときっぱり。

「母親は息子を残して自殺なんかしないの。母親は何があろうと、最後まで、息子を信じて庇うものなの。だから秀平が出て来るか、逮捕されるのをじっと待ってる。過去の事件を見たって、息子の犯罪に責任を感じて自殺するのはみんな父親でしょ。母親は死なないの」

そっかも・・・

で、向田理髪店の後を継ぐと戻ってきた長男の和昌はというと・・・
あら・・・

中国から来たお嫁さんも、親の面倒を見るのに里帰りしてスナックをはじめたさなえのママもどうしているのかしら?
それに、まだ面白そうな人がいそうだから・・・
つづき・・・なんて事はないのだろうか・・・

これからの苫沢町も楽しみなのですが・・・

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