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映画が一番!

動乱 

2016年09月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

ワールドカップ、アジア最終予選で
日本はタイに2対0で勝利。
何度もゴールのチャンスはあったのが、
いつものように決定力不足でやっと勝った印象を
受けました。
首の皮一枚で何とか残ったのだから、ガンバレ日本!

今日の映画紹介は「動乱」。
BS日テレで2016年9月7日(水)18:00〜放送。
以前、紹介しているので再掲です。

本作を見て、21時から「超高速!参勤交代」を見れば
映画三昧の一日になりますね。

キャッチコピーは
”男が男であった、女が女であった…。
時代とは、愛とは”。

第1部「海峡を渡る愛」、
第2部「雪降り止まずは」の2部構成。

五・一五事件から二・ニ六事件と激動の中の五年。
愛の行方は誰にもわからない…。
高倉健と吉永小百合の初共演の映画。

第一部「海峡を渡る愛」。
昭和7年4月、仙台連隊。
宮城啓介大尉(高倉健)が隊長をつとめる中隊の
初年兵・溝口(永島敏行)が脱走した。

姉の薫(吉永小百合)が貧しさから千円で
芸者に売られようとしていたからだった。

溝口は捜索隊の上司を殺し、銃殺刑になる。
宮城は薫に千円を香典として渡す。

一方、一部の海軍将校と陸軍士官候補生らが
五・一五事件を起こすがクーデターは失敗に終り、
陸軍内部の皇道派と統制派の対立を激化していく。
この影響で宮城は朝鮮の国境守備隊へ転任を命じられる。

官城は将校の接待の席で、芸者になった薫と再会する。
数日後、薫が自殺を図るが宮城は薫の命を救う。

第二部「雪降り止まず」。
昭和10年10月、東京。
宮城は第一連隊に配属になり、薫と共に居をかまえた。
しかし、二人の間にはまだ男と女の関係はなかった。

官城の家には多くの青年将校が訪れ、
“建設か破壊か”と熱っぽく語り合っていく。
憲兵隊の島謙太郎(米倉斉加年)は
そんな宮城を監視していた。

宮城は薫と伴に訪れ皇道派の
恩師・神崎中佐(田村高廣)を訪れる。
神崎の家庭の幸せを見て、薫は
”私の体は汚れているから抱けないんですか”と
宮城を責めるのだった。

一方、宮城は神崎との話し合いで、
”やるべきときが来た、国軍を腐敗させた原因は
統制派だ、水沼閣下(天津敏)は自分が切る”と決意。
しかし、神崎は
”水沼は自分が切る、宮城は青年将校をひとつに
まとめることに専念してくれ”と言う。
そして数日後、神崎は水沼の暗殺を果たす。

昭和11年2月25日、決行の日。2.26事件勃発。
昭和初期は経済と政治と軍事が混乱していた時代の、
芸者だった女と軍人のプラトニックラブの物語。

でも、宮城も薫が好きなのに、なぜ抱いてやらないのか
彼の心理状態が今一、理解出来なかった。

監督は森谷司郎。1980年(昭和55年)制作。



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昭和は遠くに

yinanさん

村雨さん、今晩は〜!

クーデターとテロと同一するのもなんですが、
原因は格差の問題だと思います。

仮に私が仕事もなく、飢えに苦しみ、失う物が
ない状態だったら、止むに止まれず…。

舞台は昭和初期の
軍部も、経済も、政治も日本が混沌としていた時代。
今はいい時代ですね。

2016/09/07 19:49:51

あのころ

さん

クーデターを起こした軍人たちの故郷では、不作や身売りなど、貧困に苦しんでいたらしいですね。

武力で政治を変えようなんて、あってはならないことですが、そうした背景が描かれていなければ。

五・一五事件に関わり、満州国軍に飛ばされた人が書いた本を持っていますが、積読中です。

さらに、皇道派と統制派も分かりやすく描かれているといいのですが。
そういうところは、韓流はうまい!

2016/09/07 08:58:30

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