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2016年06月27日 外部ブログ記事
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 フィンテックとは何か(その1)

 梅雨明けも近く、このところ日中は夏日で日差しが強く、気温も上昇してきました。先般の大目で日よけが雨水を含み壊れたことを書きましたが、今度は室内から操作できる電動の日よけを設置しました。全く同じメーカーのものですが、設置の傾斜角を大きくしたため、室内への直射日光の遮断効果が大きく重宝しています。

 さて、ここ数年やたらにFinTech(フィンテック)という言葉を聞くようになりました。そこで二回に分け分かり易く解説し、どのような近未来画が予想出来あるのか考えてみましょう。初回はそもそもフィンテックとは何かです。
語源通り、金融+技術(IT)を合わせた言葉です。最近のIT技術の進歩で、従来のITが金融サービスを支えてきた状況に加えて、ユーザーにとって安価で使いやすい金融サービスが、これまでの金融サービスの概念その物を変えつつあることを示唆しています。

 フィンテックによって大きく変化が起こりつあるのは決済、送金、交換、融資、投資、保険、不動産等を含む広範な領域です。また、金融情報サービス・レイアー及びインフラサービスのレイアーにおいても変化の可能性があります。具体的には金融情報をワンストップで見える化する、個人向けには金融情報管理(PPM)サービス、企業向けにはクラウド型の会計・経営・業務支援サービスがあります。ビッグデータの解析とAI機能が加わることで、低コストで資産運用アドバイスを受けることが出来るサービスや、個人ローンの借り換えや、事業資金調達を低コストで行えるサービスなども可能性があります。

 これらが現実性を帯びてきてるのは①技術の開発コストが低下していること②インフラのクラウド化が進んできたこと③異なるサービスの連携を容易にするアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)が可能になっていることです。オープンソース化、クラウド化、API化、による低コストでの金融サービスの提供は、従来の金融機関の独占領域ではなくなりつつあります。スマートフォンの普及と各種アプリケーションの入手も簡単に出来るようになってきています。勿論金融サービスはお金を扱うだけにセキュリティー機能が重要です。金融のアンバンドリング化により、新しいブロックチェーン等の技術の進歩により安全な”仮想通貨”が日常決済に利用される日も遠くないかも知れません。

 ここまで読まれて、分かりやすい説明ではないのではと思われるかも知れません。残念ながらこの段階では「フィンテックとは何か」を概念的に説明しているためにどうしてもこのような説明にならざるを得ません。第二回目は、より具体的にそれぞれの金融サービスの内容について日常生活に関係がある分野で説明します。囲碁の世界で最近起きた人工知能搭載ソフトが韓国のプロ棋士に四勝一敗で勝利したニュースはご存知ですよね。囲碁界ではプロ棋士たちが今真剣に、このソフトが放った”手”を研究しています。これまで当たり前と思われていた「定石」に変化が起こるかも知れません。世界中の金融機関も生存をかけ、フィンテックを研究し始めています(続く)。

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