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むぅびぃ・とりっぷ

残酷で切ない「グッドナイト・マミー」 

2016年05月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

DVDのカバー写真がまずは怖い。包帯でぐるぐる巻きの顔に、眼だけがギョロリと、別の生き物のように強調され、その顔面にゴキブリが這っている。これだけで、とんでもない映像が潜んでいると思えてくる。出演は極端に少なくて、 整形手術で別人のように冷たい性格になったママを名乗る女性と双子の男の子。実際に物語が始まってみると抒情的な風景と、せりふの少ない静かなシーンが続く。そこで目立つのは、子ども達から考えれば、包帯で判別がつかない今までの母親とは異なるヒステリックな女性が、家の中に居るという不可解さ。後半は、母親に言われるがままだった双子の子どもと母親の立場が逆転する。今度は逆に母親に、子供達が暴力をふるい問いかける。「ぼくらのママをどこに隠した?」と。そこの問い詰める場面が怖い。子どもは小学生のような幼さなのに、女性の口を瞬間接着剤で止めたり、それをカッターナイフではがしたり・・・・母親の口から血が流れ、女性の目から涙があふれ・・・・。「こんな残酷なシーンをいくら映画のシーンとはいえ、子どもにやらせていいのか?」と、はらはらしてきて、ぼくはおちつかなかった。今は、いろんな映画で子供にも暴力的なシーンを演じさせている映画がたくさんあると思うが、どうにも見ていてしんどかった。映画の内容は、スリラーとホラーが混じったような面白さで最後まで退屈せずに観た。ネットに上がっている感想の中には、「単調なシーンが続くので、退屈した。」なんて感想を述べている人もいたが、ぼくはどのシーンにも緊張感を覚えて集中して見ていた。実はこの映画には、意外な真相が待っているのだが、鈍いぼくは映画を見終えた後でネットの感想を読んで初めて知った。でもそんな真相を知らなくても充分に楽しむ(怖がる?)事ができる映画だと思う。

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