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のびたの日記

あなたって呼ばれたい 腕を組んで歩いて欲しいな 

2016年05月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



私 のびたさんのファンなんですよ
母も下町のうたごえで 楽しく歌っていて ファンだと言ってます
母娘でファンなんです こう言って明るく笑った
 

 
昨日訪れた介護施設は ディを中心に 入所の方が加わってくる
訪問のきっかけは 下町のうたごえで 娘が勤めている介護施設に音楽訪問に行って欲しい
こんな要望があり毎月一度 私一人で歌詞を書いた模造紙 キーボード アンプを携えて行く
 

 
私は単純な性格 褒められれば すぐ舞い上がるし 怒られれば沈む でも立ち直りは早い
ファンです なんて言われたら お世辞でも嬉しくなってしまう
うたごえの時も 握手を求められたり 先生が好きですよと言われると 有難うと言ってしまう
 

 
比較的 元気な方が最前列に並んでいる
私を待っている 歌を歌うのが本当に楽しそうだ
一曲ごとに笑顔が浮かぶ 高齢者の笑顔が一番素敵だ 過去の苦難が上書きされている
 

 
歌うだけでも楽しいけれど 私はいつも くだらないトークで笑わせる
笑顔がきっと リハビリにも精気が溢れるだろう
元気と笑顔を届ける それだけが 私の出来ることのすべてだから・・・
 

 
元気の良い男性が 時折 私のトークに合いの手を入れる
これに私がまた応えて笑わせる 
港町十三番地 私の家は亀戸の39番地です これで笑う
 
次に行ったときに 真っ先に亀戸39番地と言って私の顔を見る
すごい記憶力 大したものです 私が褒める
昨日は33番地になっていた あれっ それではよその家に行ってしまうよ…(笑)
 

 
二人は若い この曲はどこの施設でも歌って貰う
はい! 二人は若い! みんなは若い わたしは若い! 
そんな気持ちで歌いましょう と呼びかける
 
あなた〜 この部分は 新婚当時を思い出してね 優しく言うのですよ あなた〜
ちと 無理かな あれから40年! じゃないか 50年!
すかさず 60年だよと声がかかる
 
あなた という言葉一つでも いろいろ違いますね
甘えるように言う あなた〜 叱るように言う あなた!
もっとも あなた なんて最初のうちだね そのうちすぐ あんた〜になってしまう
 
更に進めば? おい! 何よ! に代わってしまうね
まだ 良いんです 言葉を掛けるうちは・・・
もう口を利かなくなってしまう なんてこともあるね
 
若い二人は 腕を組んで歩く 仲の良い夫婦も腕を組んで歩く
ほほえましい光景だね 手をつないで歩くのも良いね
ああ こんなこと 私には夢だ〜  みんなで笑う
 

 
私が腕を組んで歩く時 手をつなぐ時があったら?
それは 介護を受ける場合だろうなぁ
ほらっ そっちは危ないよ とか 転ばないでね とか・・・あははと大笑い
 

 
時に私は本音の部分もある
あなた こう呼ばれて見たい すごく優しい想いが込められている
腕を組まれて見たい それは 相手を信頼して 心が寄り添っているようだ
 
今日も介護施設に行く
ここは 墨田のうたごえ講座の講師をして居る時 ここへお願いしますと言われた
講師は終わったけれど 施設の方は7.8年通ってるので 情が移り辞められない
 
 
    最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m
 



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